マルタ留学 完全ガイド 2026|費用・時期・学校・滞在・ビザ・デメリット総まとめ

· マルタJP編集部

マルタ留学 完全ガイド 2026|費用・時期・学校・滞在・ビザ・デメリット総まとめ

マルタ留学を検討し始めると、費用はいくらか、いつ行くべきか、どの語学学校がいいのか、ビザは必要なのか、調べることが多すぎて手が止まってしまう人が多いです。この記事では2026年9月時点の情報をもとに、マルタ留学に関する疑問を費用・時期・学校・滞在・ビザ・デメリットまで一気に整理しています。

結論から言うと、マルタ留学は「英語力ゼロからでも始めやすく、ヨーロッパの他の国より費用を抑えられる」選択肢です。ただし夏の猛暑やバスの遅れ、直行便がないことなど、正直に知っておくべき点もあります。この記事を読めば、自分に合う留学プランのイメージが持てるはずです。

この記事の結論(要約)

マルタ留学は1ヶ月あたり総額40万〜70万円が目安(2026年9月時点、1EUR≒185円)。ベストシーズンは春(4〜6月)と秋(9〜10月)で、夏は物価も授業料も上がりやすいです。90日以内はビザ不要ですが、それを超える場合はIdentitàでのレジデンスパーミット申請が必須。デメリットは事前に知って対策すれば大きな問題にはなりません。

マルタ留学とは?まず知っておきたい全体像

マルタは地中海に浮かぶ島国で、公用語がマルタ語と英語の2つ。英語がほぼ全域で通じるため、語学学校の授業以外の日常生活でも自然に英語に触れられます。ヨーロッパの中でも治安が比較的安定していて、東京から見ると気候は温暖、物価はイギリスやアイルランドより抑えめという立ち位置です。

国土は東京23区の半分ほどしかなく、島の端から端までバスで1〜2時間程度。週末に島を一周するような小旅行もしやすく、生活圏がコンパクトにまとまっているのが短期留学と相性のいいポイントです。

語学学校の多くはセントジュリアンズ、スリーマ、ムシダ(Msida)周辺に集まっており、大学生の休み期間を利用した4〜8週間の短期留学が一番多いパターンです。World Avenueのマルタ費用ガイドによれば、2〜12週間の幅で費用モデルが公開されています。

費用はどれくらい?期間別モデルケース

マルタ留学 費用でまず気になるのは総額でしょう。2026年9月1日時点の参考レート(1EUR≒185円)で計算した、期間別のおおよその総額は以下の通りです。授業料・滞在費(相部屋の学生寮または平均的なホームステイ)・海外留学保険・実費(食費や交通費)を含んだ目安です。

期間 総額(EUR) 総額(円)
1週間 約600〜800EUR 約11万〜15万円
4週間(1ヶ月) 約2,300〜3,700EUR 約43万〜68万円
8週間(2ヶ月) 約4,200〜6,800EUR 約78万〜126万円
12週間(3ヶ月) 約6,000〜9,500EUR 約111万〜176万円

渡航費(航空券)は別途10万〜18万円ほど見ておくと安心です。より詳しい内訳と節約術はマルタ留学の費用を期間別に解説した記事にまとめています。

いつ行く?ベストシーズンとハイシーズン加算

マルタの学校の多くは6〜8月をハイシーズンとしており、授業料・滞在費ともに10〜30%程度高くなる設定が一般的です。逆に春(4〜6月上旬)と秋(9〜10月)は気候も過ごしやすく、料金も落ち着いています。夏休みを利用したい大学生は早めの予約でハイシーズン枠を確保するか、あえて時期をずらして節約するかを検討する価値があります。

時期は「料金」だけでなく「クラスの国籍バランス」にも影響します。夏はヨーロッパの10代のグループが増えるため、落ち着いた環境で学びたい人ほど春・秋が向いています。月別の気温や服装はマルタのベストシーズンを月別にまとめた記事で確認できます。

留学生に人気のスリーマの海沿いの街並み
写真: Enrique Íñiguez Rodríguez (Qoan) / Wikimedia Commons · CC BY-SA 4.0

語学学校の選び方

マルタにはEC、IELS、Clubclassなど複数の語学学校があり、それぞれ日本人比率、寮の設備、アクティビティの充実度が異なります。学校選びで失敗しないためには、日本人比率だけでなく以下の項目まで確認するのがおすすめです。

  • 週あたりのレッスン数:週20レッスンが標準。物足りなければ週30レッスンのインテンシブも選べます。
  • 1クラスの人数:10〜12名が一般的で、少人数ほど発言の機会が増えます。
  • レベル分けテストの有無:初日にテストがあるか、途中でクラス変更ができるか。
  • 日本人比率と国籍構成:時期によって大きく変動するため「渡航予定月の実績」を聞くのがコツです。
  • 校舎と滞在先の距離:バスが遅れる前提なら、徒歩圏に住めるかどうかは想像以上に効いてきます。

学校ごとの特徴はマルタ語学学校8校の比較記事で詳しく比較しています。日本人比率のデータだけを先に見たい人は学校別の日本人比率まとめも参考になります。

現地の雰囲気を知りたい場合、マルタに3年住んでいるエマ(Emma)がInstagram(@jecrs687)で学校選びや安全なエリアについて相談に乗ってくれることもあります。ストーリーでマルタの日常を見たい人はフォローしておくと、渡航前のイメージがつかみやすいです。

滞在方法(ホームステイ・学生寮・シェアアパート)

滞在方法は主に3種類です。ホームステイは食事付きで生活サポートも受けやすい反面、門限などのルールがある場合があります。学生寮(レジデンス)は同世代と交流しやすく、自炊もしやすい一方で相部屋になることも。シェアアパートは自由度が高いですが、初めての留学ではやや上級者向けです。

滞在方法 特徴 向いている人
ホームステイ 食事付き、生活サポートあり 初めての留学、英語での日常会話も練習したい人
学生寮 同世代と交流しやすい、自炊可 友達を作りたい、アクティブに過ごしたい人
シェアアパート 自由度が高いが自己管理が必要 長期滞在、生活に慣れている人

4〜8週間の短期であれば、学校が手配するホームステイか学生寮を選ぶのが手続き的にもいちばん簡単です。両者の価格差や食事・プライバシーの違いは学生寮とホームステイを比較した記事で詳しく扱っています。

ビザ・在留手続き

日本国籍のパスポートであれば、マルタを含むシェンゲン協定加盟国に90日間はビザなしで滞在できます(過去180日間で最大90日というルールです)。90日を超えて滞在する場合は、現地の移民局にあたるIdentitàでレジデンスパーミットの申請が必要になります。この手続きは学校や個人の状況によって必要書類が変わるため、必ずIdentità公式サイト在マルタ日本国大使館、外務省のマルタ基礎情報ページで最新情報を確認してください。この記事のビザ情報はあくまで一般的な目安であり、個別の法律相談ではありません。

パスポートの残存期間は、シェンゲン圏の出国予定日から3ヶ月以上あることが条件です。手続きの窓口や大使館は首都バレッタとその周辺にあるため、長期滞在を考えている人は「バレッタまでどれくらいで行けるか」も滞在エリア選びの判断材料になります。90日を超える滞在のパターンはマルタ ビザ 90日の解説記事で整理しています。

首都バレッタの街並みと聖パウロ大聖堂の尖塔、カルメル教会のドーム
写真: Anton Zelenov / Wikimedia Commons · CC BY-SA 4.0

渡航までのスケジュール(逆算チェック)

「いつから準備すればいいか分からない」という声が多いので、出発日から逆算した目安をまとめました。人気校の夏枠は早く埋まるため、6〜8月に行きたい場合はさらに1〜2ヶ月前倒しで動くと安心です。

時期 やること
3〜4ヶ月前 期間と予算を決め、学校を2〜3校に絞って見積りを取る
2〜3ヶ月前 学校へ申込み、入学許可証と請求書を受け取る
2ヶ月前 航空券を予約(経由地と乗り継ぎ時間を確認)
1〜1.5ヶ月前 海外留学保険に加入し、滞在先を確定する
3〜4週間前 変換プラグ・日焼け止めなど不足分を買い足す
1週間前 パスポートや保険証書のコピーをスマホに保存、現金とカードを準備
前日〜当日 オンラインチェックイン、到着後の空港からの移動手段を確認しておく

正直に言うデメリット

マルタ留学 デメリットとしてよく挙がるのは、夏の暑さ、バスの遅延や渋滞、日本からの直行便がないこと、そして短期滞在では就労許可がなくアルバイトができないことです。「マルタ留学 意味ない」と検索する人がいるのも事実ですが、多くの場合は目的を持たずに安さだけで選んだケースに原因があります。それぞれの対策や実際の体験談はマルタ留学のデメリットを正直にまとめた記事で詳しく解説しています。

なお2026年1月からは日本とマルタの間でワーキングホリデー制度が始まっており、対象年齢などの条件を満たせば「学びながら働く」という選択肢も出てきました。条件や申請先は必ず公式情報で確認したうえで、マルタ ワーホリ完全ガイドもあわせて検討してみてください。

学校が集まるムシダ・マリーナの夕景
写真: Status Post / Wikimedia Commons · CC BY-SA 4.0

英語力はどれくらい伸びる?

ここは期待値のズレが起きやすいところなので、正直に書いておきます。週20レッスンの4週間は、合計しても80レッスン前後。CEFRのレベルを1つ上げるには一般に数百時間の学習が必要とされるため、「1ヶ月でレベルが1段階上がる」と考えると物足りなさを感じやすいです。

一方で、1ヶ月で確実に変わるのは「英語を話すことへの抵抗」です。買い物やバスでのやり取り、クラスメイトとの雑談を毎日繰り返すことで、頭の中で日本語を組み立ててから話す癖が薄れていきます。短期留学の成果は「スコア」より「口が動くようになるか」で測ったほうが現実に近く、帰国後の学習を続ける土台としては十分に価値があります。

逆に、日本人同士で固まって過ごすとこの効果はほとんど得られません。放課後のアクティビティに参加する、寮のキッチンで話しかけるといった小さな行動を最初の1週間で習慣にできるかどうかが分かれ目になります。

持ち物と事前準備

マルタは電圧やコンセント形状が日本と異なり、変換プラグを忘れると初日から困ることになります。夏の強い紫外線対策や、逆に冬の建物の暖房が弱い点への備えも必要です。具体的なチェックリストはマルタ留学の持ち物リストの記事にまとめているので、渡航前にぜひ確認してください。

社会人・30代の留学

マルタ留学は大学生だけのものではありません。有給休暇を使った1〜2週間の短期留学や、30歳以上限定クラス(EC 30+コースなど)を用意している学校もあり、同年代が多い環境で落ち着いて学べます。社会人向けの費用感やおすすめの時期は社会人のマルタ留学を解説した記事で紹介しています。

エージェント経由と直接申込みの違い

留学エージェントを使うと日本語サポートや手続き代行が受けられる分、手数料がかかる場合があります。一方で学校に直接申し込めば費用を抑えられますが、英語でのやり取りが必須になり、トラブル時のサポートも自己責任になりやすいです。違いを整理すると次のようになります。

項目 エージェント経由 直接申込み
費用 手数料が上乗せされる場合がある(手数料無料のエージェントもあり) 中間マージンがない分、総額を抑えやすい
手続き 日本語で完結しやすい 申込みから支払いまですべて英語
学校選び 複数校を比較して提案してもらえる 自分で調べて判断する
トラブル時 日本語の窓口に相談できる 基本的に自分で学校と交渉
向いている人 初めての海外で、英語でのやり取りに不安がある人 費用を最優先したい人、英語に抵抗がない人

どちらを選ぶ場合でも、見積りは「授業料・滞在費・入学金・滞在手配料・空港送迎」の内訳まで出してもらい、同じ条件で比較するのがポイントです。留学費用だけでなく、渡航後にかかるマルタの1ヶ月の生活費まとめもあわせて確認しておくと資金計画が立てやすくなります。

あわせて読みたい: マルタ vs フィリピン留学の比較マルタ ワーホリ完全ガイド

よくある質問

マルタ留学はどれくらいの費用がかかりますか?

1ヶ月の短期留学で授業料・滞在費・生活費を合わせておよそ40万〜70万円が目安です(2026年9月時点、1EUR≒185円で計算)。学校のグレードやハイシーズンかどうかで変わります。

マルタ留学にビザは必要ですか?

90日以内の滞在ならビザは不要です。90日を超える場合はレジデンスパーミットの申請がIdentitàで必要になるため、必ず公式サイトで最新情報を確認してください。

マルタ留学は何週間から行けますか?

多くの語学学校が1週間単位で受講でき、最短1週間から参加できます。ただし最初の数日は環境に慣れる期間になりやすいため、英語力の変化を実感したい場合は4週間以上が目安です。

マルタ留学は本当に意味がないのでしょうか?

目的なく安さだけで選ぶと物足りなく感じる人もいますが、話す機会を自分から作る、勉強時間を確保するなど過ごし方次第で成果は大きく変わります。詳しくはデメリット解説記事で扱っています。

マルタ留学の全体像はつかめたでしょうか。次は費用・デメリット・持ち物・社会人向けそれぞれの詳細記事や、留学ガイドのハブページもあわせてチェックしてみてください。

写真(トップ): Christian Camenzuli / Wikimedia Commons · CC BY-SA 4.0

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エマ(Emma)はブラジル生まれ・イタリア育ちの20代。スウィーイ(Swieqi)に住んで3年目、IT関係の仕事をしています。英語ゼロから始めて今は流暢、日本語も少しずつ勉強中。語学学校選び、安全なエリア、最初の1週間のコツ、カフェでお茶やグループでのお出かけ — インスタのDMで気軽に聞いてください。返信はだいたい数分以内。(ビザ相談・空港送迎・住まいの保証はしていません。)

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