マルタ 物価 東京 比較|家賃・外食・給料を項目別に検証【2026年】
マルタ 物価 東京 比較で検索する人の多くは「ヨーロッパの物価は高そう」というイメージを持っているはずだ。ところがNumbeoの都市間比較データ(2026年9月3日確認)を見ると、家賃込みの生活費は東京の方がマルタの首都バレッタより20.3%安いという意外な結果が出ている。ただし品目ごとに見ると逆転する項目もあり、単純に「東京の方が安い」とは言い切れない。この記事では家賃・外食・食材・給料に分けて、実際の数値で比較する。
現地の物価レポート動画
数字だけでなく、実際にマルタのスーパーやカフェで買い物をした様子を見ると、体感的な物価感がつかみやすい。
家賃の比較
Numbeo(2026年9月3日確認)の都市間データによると、都心の1ベッドルーム家賃はバレッタが月額約1,263ユーロ、東京が約1,077ユーロで、東京の方が約15%安い。郊外の3ベッドルーム物件で比較すると、バレッタが約1,818ユーロ、東京が約1,174ユーロと、差はさらに広がる(東京が約35%安い)。ヨーロッパの中では比較的リーズナブルとされるマルタでも、東京の家賃水準には及ばない結果だ。
| 項目 | マルタ(バレッタ中心部) | 東京 |
|---|---|---|
| 1ベッドルーム家賃(都心・月額) | 約1,263ユーロ | 約1,077ユーロ |
| 3ベッドルーム家賃(郊外・月額) | 約1,818ユーロ | 約1,174ユーロ |
| 手頃なレストランの1食 | 約20ユーロ | 約6.5ユーロ |
| 中級レストランのディナー(2名) | 約80ユーロ | 約35ユーロ |
| 平均月収(税引後) | 約1,811ユーロ | 約2,400ユーロ |
数値はいずれもNumbeoの利用者投稿にもとづく2026年9月3日時点のもので、為替や相場の動きで変わる。表の金額はユーロ建てで揃えているため、円で考えるときは確認時のレートを掛けて読み替えてほしい。

外食費・食材費の比較
外食費の差はもっとも顕著だ。バレッタの手頃なレストランでの1食は約20ユーロだが、東京では約6.5ユーロ相当で、3倍以上の開きがある。中級レストランでのディナー(2名)で比較しても、バレッタが約80ユーロ、東京が約35ユーロと、東京の方が半額以下だ。一方で食材費は品目によって逆転する。卵1パック(12個)はバレッタ約3.90ユーロに対し東京は約1.96ユーロと東京が安い一方、米1kgはバレッタ約3.12ユーロに対し東京は約5.01ユーロと、東京の方が高くなる。日本の食文化に合わせた食材(米など)は日本の方が安いとは限らないという点は覚えておきたい。マルタでの食材の買い物事情はマルタ生活費ガイドでも詳しく紹介している。

交通費の比較
生活費の比較で見落とされがちなのが交通費だ。マルタの路線バスの片道運賃はMalta Public Transport公式サイトによると、冬期(2025年10月19日〜2026年6月13日)が2.00ユーロ、夏期が2.50ユーロ、深夜路線が3.00ユーロ(2026年9月時点)。乗り放題のExplore Flexカードは4日間21.00ユーロ、7日間27.00ユーロだ。
東京の初乗り運賃と比べると1回あたりの金額はマルタの方が高いが、決定的に違うのは「そもそも乗る必要があるか」だ。マルタは島全体が小さく、住むエリアを選べば職場や学校まで徒歩圏内というケースが多い。東京のように毎日1時間の通勤に定期代を払う前提とは、生活設計そのものが違ってくる。
一方で、マルタにバスの定期券にあたる長期パスは日本ほど整備されておらず、通勤ラッシュ時の遅延も日常茶飯事だ。時間の正確さという意味では東京の交通網が圧倒的に上で、この差は数字には表れない。
給料水準の比較
Numbeoの平均月収(税引後)データでは、東京が約2,400ユーロ、マルタが約1,811ユーロで、東京の方が約33%高い。ただしこれは業種・職種によって大きく変動する平均値であり、特にマルタのiGamingやIT業界では給与水準が全体平均より高いケースもある。マルタでの就業事情に関心がある人は、当サイトのマルタ移住・就職ガイドもあわせて確認してほしい。
気をつけたいのは、給料と生活費をセットで見ないと判断を誤りやすいことだ。マルタは生活費がバレッタ基準で東京より高く、平均月収は東京より低い。つまり「現地で働きながら暮らす」前提だと、数字上は東京のほうが有利に見える。それでもマルタを選ぶ理由があるとすれば、英語環境、通勤時間の短さ、ヨーロッパ各地へのアクセスといった、金額に換算しづらい部分だ。
なぜマルタの方が「高く感じる」のか
データ上は東京の方が総合的に安いにもかかわらず、実際にマルタで暮らすと「思ったより高い」と感じる留学生・在住者は少なくない。理由の一つは、観光地価格が混ざりやすいこと。バレッタやスリーマの中心部はEU圏内外からの観光客・移住者向け価格が設定されている店も多く、地元価格とは差がある。もう一つは、日本のようなコンビニ・100円ショップ的な「安い選択肢」の層が薄いことだ。他の留学先の物価感も知りたい人はマルタ vs フィリピン留学比較記事で費用面の違いを確認できる。マルタ在住3年のエマ(Instagram @jecrs687)にDMで聞くと、割安なスーパーやローカル向けの店を教えてもらえることもあるという。物価そのものの制度的な話ではなく、あくまで日常生活の実感ベースの話として参考にしてほしい。
よくある質問
マルタと東京、生活費はどちらが高いですか?
Numbeo(2026年9月3日確認)の比較では、家賃を含む生活費は東京の方がバレッタより20.3%安いという結果になっている。ただし品目によっては東京の方が高いものもある。
マルタの外食費は東京より高いですか?
はい。手頃なレストランでの1食はバレッタで約20ユーロ、東京では約6.5ユーロ相当と、東京の方が大幅に安い傾向がある。
マルタの家賃は東京より高いですか?
Numbeoのデータでは、都心の1ベッドルーム家賃はバレッタが約1,263ユーロ、東京が約1,077ユーロで、東京の方がやや安い結果になっている。
マルタの交通費はどのくらいですか?
Malta Public Transport公式サイトによると路線バスは冬期2.00ユーロ、夏期2.50ユーロ、深夜路線3.00ユーロ(2026年9月時点)。Explore Flexカードは4日間21.00ユーロ、7日間27.00ユーロ。住むエリアを選べば徒歩通勤・通学も現実的だ。
マルタと東京、給料水準はどちらが高いですか?
Numbeoの平均月収(税引後)データでは東京が約2,400ユーロ、マルタが約1,811ユーロで、東京の方が約33%高い。ただし業種や職種によって大きく変わる点に注意したい。
マルタの食材費は東京より安いですか?
品目によって異なる。卵12個は東京約1.96ユーロに対しバレッタ約3.90ユーロと東京が安い一方、米1kgはバレッタ約3.12ユーロに対し東京約5.01ユーロと東京の方が高く、一概にどちらが安いとは言えない。
まとめ:数字と体感のギャップに注意
マルタ 物価 東京 比較のデータを見る限り、総合的な生活費は東京の方が安い。それでも「マルタの方が高く感じる」という声が多いのは、観光地価格や日常の買い物パターンの違いによるものだろう。渡航前にはマルタの物価まとめ記事やマルタ イギリス留学比較、マルタ オーストラリア留学比較もあわせてチェックし、他の留学先の物価感とも比較してから予算を組むことをおすすめする。他の比較記事は留学比較ハブにまとめている。
写真(トップ): Kritzolina / Wikimedia Commons · CC BY-SA 4.0



