マルタ旅行1週間の費用内訳【2026年】項目別に徹底解説
マルタ旅行1週間の費用を考えるとき、多くの人がまず気になるのは航空券と宿泊費の2つだろう。実際には、食費や交通費、アクティビティ費用の配分次第で旅の満足度も予算感も大きく変わってくる。この記事では、マルタ旅行1週間の費用を項目別に整理し、現地での出費については実際の価格データをもとにした概算表まで作った。それぞれの調整しやすさと節約のポイントもあわせてまとめている。
3行で分かるマルタ旅行1週間の費用
①航空券と宿泊費は変動が大きい別枠、現地での出費(食費+交通+観光)は節約型で7日€260(約47,600円)、標準型で7日€628(約114,900円)が目安。②路線バスは1週間乗り放題のExplore 7-dayカード(大人€25)が効率的。③食費はパスティッツィなど軽食とレストランのバランスで調整しやすく、日数を延ばすほど1日あたりのコストは下がりやすい。
費用の内訳とバランス
マルタ旅行1週間の総費用は、大きく分けて「航空券」「宿泊費」「食費」「交通費」「アクティビティ費用」の5項目で構成される。このうち航空券と宿泊費は固定費に近く、旅行時期や予約タイミングで大きく変動する。一方、食費とアクティビティ費用は旅行中の選び方次第で調整しやすい項目だ。
だからこの記事では、変動の大きい航空券・宿泊費は「別枠」として扱い、比較的読みやすい現地での出費(食費・市内交通・観光)だけを先に数字で固めるアプローチを取る。ここが決まれば、あとは航空券と宿の見積もりを足すだけで総額が出る。4泊6日をベースにした総額の目安は「マルタ旅行の費用(4泊6日の総額例)」で詳しく紹介しているので、7日間に延ばす場合の参考にしてほしい。1週間を超えて長期滞在する場合の生活費感は「マルタ 物価 東京比較」も参考になる。
現地費用の概算表(7日間)
下記は、生活費データベースNumbeoのマルタ全国データ(2026年9月3日確認)と各施設の公式料金をもとに組んだ7日間の現地費用の目安。為替は2026年9月3日のレート(€1≈183円、XE.comのミッドマーケットレート)で換算している。
| 項目 | 節約型(7日) | 標準型(7日) | 内訳の考え方 |
|---|---|---|---|
| 食費 | €175 | €403 | 節約型は1日€25、標準型は1日€57.50 |
| 市内交通 | €25 | €75 | Explore 7-day €25(+標準型はタクシー€50) |
| 観光・アクティビティ | €60 | €150 | 大聖堂€15+遺跡・ボートツアーなど |
| 現地費用 小計 | €260 | €628 | 航空券・宿泊費は含まない |
| 円換算(€1≈183円) | 約47,600円 | 約114,900円 | 2026年9月3日レート |
この小計に、航空券と7泊分の宿泊費を足したものが総額になる。逆に言えば、現地での出費は上限が読める。マルタで予算が崩れるとしたら、その原因はほぼ航空券か宿だ。
航空券
マルタには日本からの直行便がなく、ヨーロッパや中東の主要都市を経由するのが基本のルートになる。経由地や予約時期によって料金帯は大きく変わるため、まずは複数の乗り継ぎパターンを比較するのが節約の第一歩だ。夏のハイシーズン(7〜8月)と冬では相場が大きく違うので、日程に融通が利くなら時期をずらすだけで航空券は下がる。乗り継ぎルートの比較は「マルタへの行き方ガイド」で解説している。
宿泊費
宿泊費はエリアと宿のタイプによって幅が大きい。スリーマやセントジュリアンズはホテルやレストランへのアクセスが良く、バレッタは観光の拠点として便利だが宿泊費はやや高めになりやすい。1週間の滞在なら、前半と後半で拠点を分ける、あるいはゴゾ島に1泊を組み込むといった工夫でメリハリをつけるのもおすすめだ。ゴゾ島1泊の組み込み方は「ゴゾ島1泊2日観光ガイド」を参考にしてほしい。宿の相場は季節変動が非常に大きいので、予約サイトで実際の日程を入れて確認するのが唯一確実な方法だ。
食費
食費は工夫次第で大きく調整できる項目だ。Numbeoのマルタ全国データ(2026年9月3日確認)では、安めのレストランの1食が€15.00、中級レストランの3コース2人分が€75.00(1人あたり€37.50)、カプチーノが€2.49、ドラフトビール0.5Lが€4.00となっている。
これをもとに1日の食費を組むと、節約型は「朝=パスティッツィとコーヒーで€3/昼=安めのレストランで€15/夜=スーパーの惣菜やサンドイッチで€7」で1日€25。標準型は「朝€5/昼€15/夜=中級レストランで€37.50」で1日€57.50になる。7日でそれぞれ€175と€403だ。
パイ生地の軽食「パスティッツィ」は1個あたり数十セント程度で買えることが多く、朝食や小腹満たしに活用する旅行者が多い。マルサシュロックの日曜朝市周辺では、地元の食材や軽食を安く買えることもある。マルタ全体の物価感は「マルタの物価ガイド」でも項目別に紹介している。

交通費(2026年9月時点、€1≈183円)
| 項目 | 料金(EUR) | 参考(円) |
|---|---|---|
| バス片道(冬季) | €2.00 | 約366円 |
| バス片道(夏季) | €2.50 | 約458円 |
| ナイトルート/Tallinja Direct片道 | €3.00 | 約549円 |
| Explore 7日乗り放題(大人) | €25 | 約4,575円 |
| タクシー初乗り | €5.00 | 約915円 |
| タクシー 1kmあたり | €2.00 | 約366円 |
片道€2.50の夏季料金で1日2回乗ると€5、7日で€35。Explore 7-dayカード(€25)のほうが安くなる計算なので、1日2回以上バスに乗る予定があるならカード一択だ。バス運賃はMalta Public Transport公式サイトで確認した2026年9月時点の情報、タクシー料金はNumbeoの集計値。バスの乗り方や路線の調べ方は「マルタのバスの乗り方完全ガイド」にまとめている。
アクティビティ費用
教会や博物館の入場料、ゴゾ島やコミノ島へのフェリー・ボートツアー代がこの項目に含まれる。金額がはっきりしているものの代表が、バレッタのセントジョンズ共同大聖堂で、2026年9月時点の入場料は大人€15、学生・シニア€12。開館は月〜土の9:00〜16:45で、日曜・祝日は休館なので日程に注意したい。
そのほかイムディーナ近郊のカタコンベやハジャール・イムなどHeritage Malta運営の遺跡、コミノ島へのボートツアーが主な出費先になる。上の概算表では、節約型で€60(主要スポット3〜4か所)、標準型で€150(ボートツアーやゴゾ島の施設も含む)を見込んでいる。バレッタの主要スポットは「バレッタ観光モデルコース」、ビーチ関連のアクティビティは「マルタのビーチおすすめ8選」も参考にしてほしい。

節約のコツ
- バスは初日にExplore 7-dayカード(€25)を買う。1日2回乗るだけで元が取れる。
- 1日1食だけレストラン、残りはスーパーと軽食にすると、食費は1日€57.50から€25まで落ちる。7日で€178の差だ。
- 宿泊費は前半・後半で拠点を分ける、シェア型の宿を選ぶなどで調整できる。
- 航空券は経由地と予約タイミングを比較し、複数のルートを見ておく。時期をずらせるならハイシーズンを外す。
- アッパー・バラッカ・ガーデンズやイムディーナの城壁内散策など、無料で満足度の高いスポットを組み込む。
実際の予算感やその日の物価の手触りは、現地に住んでいる人に聞くのが早い。マルタ在住のエマ(Instagram @jecrs687)はカフェやスーパーでの日常をよくストーリーズで紹介しているので、予算感をつかむ参考になる。
よくある質問
マルタ旅行1週間の現地費用はいくらくらい?
航空券と宿泊費を除いた現地での出費(食費・市内交通・観光)は、節約型で7日€260(約47,600円)、標準型で7日€628(約114,900円)が目安です。€1≈183円(2026年9月3日)で換算しています。ここに航空券と7泊分の宿泊費を足したものが総額になります。
マルタ旅行1週間の費用で一番大きい割合を占めるのは?
多くの場合、航空券が総予算の中で最も大きな割合を占めます。次いで宿泊費が続き、食費や交通費は比較的抑えやすい項目です。
食費はどれくらい見ておけばいい?
Numbeoの2026年9月時点のマルタ全国データでは、安めのレストランの1食が€15.00、中級レストランの3コース2人分が€75.00(1人€37.50)です。軽食を組み合わせる節約型なら1日€25、レストラン中心の標準型なら1日€57.50が目安になります。
交通費はどれくらいかかる?
1週間路線バスを使い倒すなら、Explore 7-dayカード(大人€25、2026年9月時点)が便利です。夏季の片道は€2.50なので、1日2回乗る前提だと7日で€35。カードのほうが割安になります。
節約するならどこを削るべき?
食費が最も効きます。1日1食だけレストランにして残りをスーパーと軽食にすると1日€25まで落ち、7日で約€178の差になります。宿泊費も拠点を分けるなどで調整しやすい項目です。
日数を増やすと1日あたりの費用は下がる?
航空券代が固定費として分散されるため、滞在日数を延ばすほど1日あたりの費用は下がる傾向にあります。短期旅行より1週間程度のほうがコストパフォーマンスは高くなりやすいです。
まとめ
マルタ旅行1週間の費用は、航空券と宿泊費という変動の大きい項目と、食費・交通費・アクティビティという読みやすい項目に分けて考えると計画が立てやすい。現地での出費は節約型€260/標準型€628(約47,600円/約114,900円)と上限が読めるので、あとは航空券と宿の見積もりを足すだけだ。バスはExplore 7-dayカードでまとめ、食費はパスティッツィと外食のバランスを取れば、満足度を保ちながら予算をコントロールできる。マルタ旅行全体のプランニングは「マルタ旅行完全ガイド」や旅行カテゴリ一覧も参考にしてほしい。
写真(トップ): Continentaleurope / Wikimedia Commons · CC BY 4.0



