マルタのバスの乗り方完全ガイド2026|Tallinjaカード・路線・遅延対策
マルタ バスの乗り方が分からないまま初日を迎えると、本当に授業に遅刻します。マルタには電車がないので、移動手段はほぼバス(現地では「Tallinja(タリンヤ)」と呼ばれます)一択です。路線網は島全体をカバーしていますが、時刻表通りに来ないことも多く、システムに慣れるまでは誰でも一度は痛い目を見ます。この記事では、カードの種類と料金、アプリの使い方、空港やスリーマ⇔バレッタなど主要ルート、遅れたときの対処法まで、来たばかりの人が最初の1週間で知っておきたいことをまとめました。
マルタのバスは1回券が夏期(6/14〜10/18)€2.50、冬期€2.00で、乗車後2時間は乗り換え無料です。長期滞在なら登録料€25のパーソナライズドTallinjaカードを作ると以降のバスが実質無料になります。ルート検索と遅延確認は公式アプリ「tallinja」かGoogle Mapsが便利です。空港⇔市内はTD路線(TD2=セントジュリアンズ方面、TD3=スリーマ・グジラ方面、TD4=バレッタ方面、TD1=ラバト・ブジッバ・メリーハ・チルケワ方面、TD5=ラバト・ブジッバ方面)、スリーマ⇔バレッタはバス13番のほか、天候が良ければフェリーも選択肢になります。
Tallinjaカードの種類と料金
2026年9月時点のマルタのバス運賃は以下の通りです。夏期(6月14日〜10月18日)は観光客が増えるため運賃が上がります。
| 種類 | 料金 | 特徴 |
|---|---|---|
| 1回券(冬期) | €2.00 | 運転手から購入、2時間乗り換え無料 |
| 1回券(夏期) | €2.50 | 6/14〜10/18 |
| TD路線(空港直行など) | €3.00〜(TD1のみ€3.50〜/カードで€1.50) | Tallinja Directのみ |
| 12回券カード | €19.00 | 初回使用から6ヶ月有効、複数人でシェア可 |
| Explore Card(7日間) | 大人€25 / 子ども(4〜10歳)€7 | 168時間乗り放題、TD路線は対象外 |
| パーソナライズドTallinjaカード登録 | €25(子ども€5) | 登録後は日中・夜間バス無料、TD路線は€1.50 |
語学学校や大学に3ヶ月以上通う予定なら、パーソナライズドカードの登録料は数週間で元が取れます。郵送は島内€3.85、海外発送は€9.39で、届くまで約2週間かかるので、渡航前に手続きしておくと初日から使えます。
アプリと乗り方の基本
公式の「tallinja」アプリでは路線検索、リアルタイムの到着予測、カード残高の確認ができます。ただしリアルタイム表示が実際とずれることもあるので、Google Mapsのバス経路検索と併用するのがおすすめです。乗車時はカードをリーダーにタッチするか、運転手に行き先を伝えて現金で支払います。降りるときはボタンを押して知らせる仕組みで、バス停の名前アナウンスがない路線も多いため、Google Mapsのライブ位置で自分の停留所を確認しておくと安心です。

主要路線(空港・スリーマ⇔バレッタなど)
2025年4月にX1〜X4のいわゆる「Xルート」が廃止され、空港とのアクセスはTallinja Direct(TD)路線に統合されました。2026年9月時点の主なルートは以下の通りです。フライトの到着時間や乗り継ぎの詳細は、事前にマルタへの行き方ガイドで確認しておくと、空港到着後の動きがスムーズになります。
| 路線 | 区間 | 用途 |
|---|---|---|
| TD1 | 空港⇔ラバト・ブジッバ・メリーハ・チルケワ | 北部のビーチやゴゾ行きフェリー乗り場(チルケワ)へ、1時間間隔 |
| TD2 | 空港⇔セント・ジュリアン(ペンブローク・パーチャビル経由) | 空港からパーチャビル方面へ、30分間隔 |
| TD3 | 空港⇔セント・ジュリアン(スリーマ・グジラ経由) | 空港からスリーマ・グジラ方面へ直行、30分間隔 |
| TD4 | 空港⇔バレッタ(Lascaris経由) | 空港からバレッタ方面へ直行、ゴゾ行き高速フェリー乗り場にも接続、30分間隔 |
| TD5 | 空港⇔ラバト・ブジッバ | 1時間間隔 |
| 13番 | バレッタ⇔ピエタ⇔イムシーダ⇔グジラ⇔スリーマ | 市内の海沿いルート、通学・通勤で使う人が多い |
路線番号は時刻改正で変わることがあるので、乗車前に公式サイト(publictransport.com.mt)かアプリで最新のルートを確認してください。マルタ本島の観光スポットを回る際のバス利用の目安はマルタ観光スポット15選でもエリアごとに触れています。

バスが遅れる理由と対策
正直に言うと、マルタのバスは時刻通りに来ないことのほうが多いです。理由は主に3つあります。
- 道路が狭く渋滞しやすい — 特にスリーマ〜バレッタ間、通学・通勤ラッシュの時間帯は慢性的に混みます。
- 本数が少ない路線がある — 郊外路線は1本逃すと次まで20〜30分待つこともあります。
- 夏の観光シーズンは乗客が多い — 満員で乗れず1本見送ることもあります。
対策としては、授業や約束の時間より15〜20分早いバスを狙う、Google Mapsでリアルタイムの位置を確認する、の2つだけでもかなり違います。慣れてくると「このバス停はいつも遅れる」という感覚がつかめてきます。
代替手段としてのフェリー
スリーマ⇔バレッタ間は、天候が良ければフェリーも実用的な選択肢です。バスの渋滞に左右されず、所要時間が読みやすいのがメリットです。海が荒れる冬の強風時は欠航することもあるので、フェリーだけに頼らずバス・徒歩のルートも頭に入れておくと安心です。
初日にバスで迷った話
スウィーイに3年住んでいるエマ(@jecrs687)も、マルタに来た初日はどのバスに乗ればいいのか、何時に来るのかが全く分からず、結局その日の授業を逃してしまったそうです。英語もほぼゼロの状態で来たので尚更だったとのこと。今ではその経験があるからこそ、DMで「このバス停からどう行けばいい?」と聞かれるとすぐに答えてくれます。返信は大体数分以内に来るので、初日に不安な人は渡航前に聞いておくのもありです。
よくある質問
マルタのバスは時刻通りに来ますか?
正直に言うと、時刻通りには来ないことが多いです。特にパーチャビルや通学ラッシュの時間帯は10〜20分遅れることも珍しくないので、余裕を持って家を出るのが基本です。
Tallinjaカードは現金でも代用できますか?
運転手に現金を渡して1回券を買うことも可能ですが、おつりが出にくいので小銭を用意しておく必要があります。長期滞在ならパーソナライズドカードの登録がおすすめです。
バスが遅れて授業に間に合わなそうなときはどうすればいい?
スリーマ⇔バレッタ間などはフェリーが代替手段になります。バスより時間が読みやすいことも多いので、天候が良ければ検討する価値があります。
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写真(トップ): CAPTAIN RAJU / Wikimedia Commons · CC BY-SA 4.0


