マルタのビーチおすすめ8選【2026年】砂浜・岩場を徹底比較
マルタのビーチ選びで最初に知っておきたいのは、島の地形の多くが石灰岩でできているため、砂浜より岩場のビーチのほうが実は多いという点だ。「マルタ ビーチ おすすめ」で検索する人の多くは、砂浜でのんびりしたいのか、透明度の高い海で泳ぎたいのかで選ぶべき場所が変わってくる。この記事では、マルタ本島・ゴゾ島・コミノ島から厳選した8つのビーチを、砂浜か岩場か、アクセス、設備の3つの軸で比較して紹介する。
3行で分かるマルタのビーチ選び
①遠浅の砂浜でゆったり過ごすなら北部のゴールデンベイやメリーハ湾。②透明度重視ならコミノ島のブルーラグーンやセントピーターズプールの岩場。③子連れなら設備が整った砂浜、静かに過ごしたいならガイジン・トゥフィエハなど穴場を選ぶのがコツ。
8選 比較表
| ビーチ | タイプ | 設備 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ①ゴールデンベイ | 砂浜 | 充実 | 夕日が美しい人気スポット |
| ②メリーハ湾 | 砂浜 | 充実 | 遠浅で家族連れ向き |
| ③ガイジン・トゥフィエハ | 砂浜 | 少ない | 階段を下る穴場ビーチ |
| ④セントピーターズプール | 岩場 | ほぼなし | 飛び込みスポットとして人気 |
| ⑤コミノ島ブルーラグーン | 砂・遠浅 | ツアー会社による | コバルトブルーの海 |
| ⑥ラムラ湾(ゴゾ島) | 砂浜(赤み) | あり | 赤みを帯びた珍しい砂 |
| ⑦アルミエ・ベイ | 砂浜 | 少ない | 地元客が多い落ち着いた雰囲気 |
| ⑧パラダイスベイ | 砂浜 | あり | ゴゾ島行きフェリーを眺められる |
①ゴールデンベイ — 夕日が美しい人気の砂浜
マルタ本島北西部を代表する砂浜で、名前の通り夕方には金色に染まる景色が人気だ。ビーチチェアやパラソルのレンタル、カフェなど設備も充実しており、初めてのマルタのビーチとして選びやすい。近くには人気の映画セット「ポパイビレッジ」もあり、あわせて訪れる旅行者も多い。詳しくは「ポパイビレッジ観光ガイド」でも紹介している。

②メリーハ湾 — 遠浅で家族連れに人気
マルタ最大級の砂浜で、遠浅なので小さな子ども連れの家族にも人気が高い。海沿いにはホテルやレストランが並び、ビーチグッズのレンタルも充実している。夏場は特に混雑するため、朝早い時間帯に行くと場所を確保しやすい。遠浅ということは、沖に出ないと足がつかない深さにならないという意味でもあり、泳ぎに自信がない人でも安心して入れる。

③ガイジン・トゥフィエハ — 階段を下る穴場ビーチ
ゴールデンベイの隣にある砂浜で、駐車場から長い階段を下る必要があるぶん、混雑がやや控えめな穴場スポットだ。設備は少ないため、飲み物や日除けを持参するのが安心。階段は往復すると意外に脚にくるので、大量の荷物を持ち込まないのがコツ。静かにビーチで過ごしたい人に向いている。
④セントピーターズプール — 岩場の飛び込みスポット
マルサシュロック近郊にある岩場のビーチで、透明度の高い海に飛び込めるスポットとして人気がある。設備はほぼなく、日陰も少ないため、日除けと飲み物は必ず持参したい。岩場は急に深くなる場所もあるので、小さな子ども連れには注意が必要だ。飛び込みは水深と岩の位置を確認してから。濡れた石灰岩はよく滑るので、マリンシューズがあると格段に動きやすい。

⑤コミノ島 ブルーラグーン — コバルトブルーの海
コミノ島とコミノット島の間に広がる遠浅の入り江で、コバルトブルーの透明な海がマルタ随一の絶景として知られる。マルタ本島やゴゾ島から出ている民間のボートツアーで訪れるのが一般的だ。夏場は多くのツアー船で混雑するため、静かに楽しみたいなら朝早い便を選ぶといい。コミノ島には常設の売店やレストランがほぼないので、水と食べ物、日除けは本島から持ち込むのが前提になる。
⑥ラムラ湾(ゴゾ島)— 赤みを帯びた珍しい砂浜
ゴゾ島最大の砂浜で、周辺の砂岩が風化して混ざることで赤みを帯びた独特の色合いになっている。ゴゾ島観光とセットで訪れるのが定番で、詳しいアクセス方法は「ゴゾ島1泊2日観光ガイド」にまとめている。丘の上のカリプソの洞窟からビーチ全体を見下ろせるので、泳がない同行者がいても時間を潰せる。
⑦アルミエ・ベイ — 地元客が多い落ち着いた雰囲気
マルタ本島北端のマルファ半島にある砂浜で、観光客よりも地元客の利用が多く、落ち着いた雰囲気で過ごせる。設備は少なめだが、夏場でも比較的混雑が控えめなのが魅力だ。公共交通のアクセスは他のビーチより弱いので、レンタカーやタクシーを使う前提で計画したい。
⑧パラダイスベイ — ゴゾ島行きフェリーを眺められる
チルケワ港に近い小さな砂浜で、ゴゾ島へ向かうフェリーを眺めながら泳げるロケーションが特徴だ。ゴゾ島観光の前後に立ち寄りやすく、設備も一定程度整っている。ビーチ自体が小さいので、真夏の午後は場所取りが厳しい。ゴゾ島から戻る夕方に一泳ぎ、という使い方が現実的だ。
バスでのアクセス
北部のビーチへは路線バスでのアクセスが基本になる。Malta Public Transport公式サイトで2026年9月時点に確認した範囲では、ゴールデンベイとガイジン・トゥフィエハ方面には、チルケワとイムジャールを結ぶ101番(ポパイビレッジ経由)が走っている。メリーハには221番・222番がチルケワ方面から通り、チルケワ・ターミナル自体はバレッタからの41番・42番、スリーマからの222番で行ける。空港から直接向かう場合は、ラバト・ブジッバ・メリーハ・チルケワを結ぶ直行のTallinja Direct TD1(1時間間隔、運賃€3.50〜/tallinjaカード€1.50)も使える。パラダイスベイはチルケワ港の目の前なので、同じ系統で降りられる。
ただしビーチ路線は本数が限られる区間があり、系統番号や経路も改編されるため、出発前に必ず公式サイトのルート検索で当日の時刻を確認してほしい。バスの発着時刻はGoogle Mapsだと実際とずれていることが多いので、公式のtallinjaアプリで確認するのが確実だ(停留所をタップすればリアルタイムの到着予定が分かる)。メリーハでは道路工事に伴う臨時シャトルが運行される期間もあるので、運行情報のページも合わせて見ておくと安心だ。運賃は冬季(2025年10月19日〜2026年6月13日)が1回€2.00、夏季が€2.50、1週間乗り放題のExplore 7-day(大人)は€25。何か所も回るならカードのほうが割安になる。バスの使い方は「マルタのバスの乗り方完全ガイド」でも解説している。
持ち物と安全に泳ぐためのコツ
- 日焼け止め・帽子・サングラス — マルタの夏の紫外線は日本の感覚より強い。ビーチには日陰がほとんどない前提で。
- 飲み物 — 岩場のビーチには売店がない。1人1.5Lは持参したい。
- マリンシューズ — 岩場、そしてウニのいる浅瀬で効く。あるとないとで快適さが違う。
- 旗の色を確認する — 監視員がいるビーチでは赤旗=遊泳禁止、黄旗=注意。風が強い日は流れも速くなるので旗に従うこと。
- クラゲ — 時期によっては発生する。刺されたら海水で洗い流し、真水でこすらないのが基本。
各ビーチの最新の設備状況や公式の案内は、マルタ政府観光局のVisitMaltaでも確認できる。季節ごとの気温や服装の目安は「マルタ旅行のベストシーズンガイド」を参考にしてほしい。友達同士やひとり旅の女子旅プランは「マルタ女子旅モデルコース」でも詳しく紹介している。
ビーチでの過ごし方や穴場情報は、マルタ在住のエマ(Instagram @jecrs687)が朝のビーチ散歩や海の様子をストーリーズでよく共有しているので、旅行前にチェックしておくと参考になる。
よくある質問
マルタのビーチは砂浜と岩場、どちらが多い?
マルタ本島は石灰岩でできた地形のため岩場のビーチが多く、砂浜は北部のゴールデンベイやメリーハ湾など数か所に限られます。砂浜で過ごしたい場合は北部エリアを中心に計画するのがおすすめです。
ブルーラグーンへはどうやって行く?
コミノ島のブルーラグーンへは、マルタ本島やゴゾ島から出ている民間のボートツアーを利用するのが一般的です。運航会社は複数あり、時間帯や料金は会社によって異なります。島に常設の売店はほぼないので、水と食べ物は持参してください。
ビーチへはどのバスで行けますか?
2026年9月時点では、ゴールデンベイ・ガイジン・トゥフィエハ方面にチルケワとイムジャールを結ぶ101番、メリーハに221番・222番が走っています。チルケワ・ターミナルへはバレッタから41番・42番、スリーマから222番、空港からは直行のTallinja Direct TD1です。本数が限られる区間もあるため、Malta Public Transport公式サイトのルート検索で当日の時刻を確認してください。
子連れでも安心して泳げるビーチは?
遠浅で砂浜のメリーハ湾やゴールデンベイは家族連れに向いています。岩場のセントピーターズプールは急に深くなる場所があるため、小さな子どもには注意が必要です。監視員がいるビーチでは旗の色(赤=遊泳禁止、黄=注意)を必ず確認してください。
ビーチに設備はある?
ゴールデンベイやメリーハ湾など人気の砂浜にはビーチチェアのレンタルやカフェなどの設備があるところが多いです。一方、セントピーターズプールのような岩場のビーチは設備がほとんどないので、飲み物や日除けを持参する必要があります。
ビーチが混雑する時期はいつ?
7月・8月の夏休みシーズンは地元客と観光客の両方で混雑します。ゆったり過ごしたいなら、6月や9月など気温はまだ高いが混雑がやや落ち着く時期を狙うのも一つの方法です。
まとめ
マルタのビーチは、砂浜と岩場でまったく違う魅力を持っている。家族連れならメリーハ湾やゴールデンベイ、透明度重視ならブルーラグーンやセントピーターズプールと、目的に合わせて選べば満足度は大きく上がる。どこへ行くにしてもバスの本数だけは先に調べておくこと。これがマルタのビーチ旅で唯一かつ最大の落とし穴だ。マルタ旅行全体のプランニングは「マルタ旅行完全ガイド」や旅行カテゴリ一覧も参考にしてほしい。
写真(トップ): Hunor Péter / Wikimedia Commons · CC0



