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マルタ留学 1年の費用・ルート・現実【2026年9月版】

· マルタJP編集部

マルタ留学 1年の費用・ルート・現実【2026年9月版】

マルタ留学 1年という選択肢は、費用も生活の変化も半年とは一段違う。この記事では実際の語学学校の2026年公式料金表をもとに48週間分の総額を積み上げ、コースを変えた場合の授業料の動き、長期滞在ならではの滞在許可の流れ、そして1年暮らしてみて見えてくる現実を2026年9月時点の情報でまとめている。

結論: Clubclassの2026年公式料金表(General English Standard・シェア宿泊)で48週間分を積み上げると、授業料+宿泊費+保険で約15,140ユーロ(2026年9月のレート1ユーロ=約184円換算で約279万円)が目安。24週以上は週単価が固定されるため、半年から1年に延ばしても週あたりの割引はそれ以上伸びない。一方で、記名式のtallinjaカードを作れれば通学のバス代を大きく下げられる。

1年間の総額を積み上げてみる

「マルタ留学 1年」でまず気になるのは総額だ。Clubclassの2026年Course & Accommodation Fees(公式PDF)は「24週間以上」の単価がそのまま適用される仕組みなので、48週間分は下の表のように計算できる。

項目 週単価(24週以上) 48週間の合計
授業料(General English Standard) 145ユーロ 6,960ユーロ
コース登録料(一括) — 110ユーロ
宿泊(シェア・Student House) 147ユーロ 7,056ユーロ
宿泊手配料(一括) — 50ユーロ
留学保険(学校手配・任意) 20ユーロ 960ユーロ
合計目安 約15,140ユーロ(約279万円)

単純計算では半年の記事で出した約7,650ユーロのほぼ2倍だ。24週以上は単価が固定されるため、半年から1年に延ばしても「延ばすほどさらに安くなる」わけではない点は覚えておきたい。なお同じ料金表では、24週間以上のキャンパス宿泊にはハイシーズン加算(週84ユーロ)が適用されないため、夏をまたいでも宿泊費の上乗せは発生しない(ホストファミリー滞在は期間にかかわらず加算あり)。より細かい費用の内訳は期間別費用の記事も参考になる。

動画: MaltaLifeJP / YouTube

コースを変えると授業料はどう動くか

1年という長さになると、「最初の半年は一般英語、後半はIELTS対策に切り替えたい」と考える人が出てくる。上の総額はいちばん基本のGeneral English Standard(週20レッスン)で計算したものなので、コースを変えると授業料の部分だけが大きく動く。同じ24週以上の週単価で48週間分を計算すると、次のようになる(Clubclass 2026年公式料金表、1ユーロ=184円換算)。

コース(週レッスン数) 週単価(24週以上) 48週間の授業料 参考円換算
General English – Standard(20) 145ユーロ 6,960ユーロ 約128万円
Standard + English For Work(30) 205ユーロ 9,840ユーロ 約181万円
General English – Super Intensive(40) 285ユーロ 13,680ユーロ 約252万円
Exam Preparation – Classic(30) 465ユーロ 22,320ユーロ 約411万円

試験対策コースは一般英語の3倍以上の単価になるため、1年まるごと試験対策で通す人はほとんどいない。現実的なのは、たとえば36週間を一般英語(145ユーロ×36=5,220ユーロ)で進め、最後の12週間だけExam Preparation Classic(465ユーロ×12=5,580ユーロ)に切り替えるといった組み方で、この場合の授業料は合計10,800ユーロ(約199万円)。一般英語だけの6,960ユーロと比べると3,840ユーロ増える計算になる。ただし途中でのコース変更は空き状況や契約条件に左右されるため、申し込み前に学校へ確認しておきたい。なお試験の受験申込みには別途25ユーロの事務手数料がかかる。

滞在許可とルートの現実

マルタの身分証明・移民当局であるIdentità(Student Visaのページ)では、コース期間が90日を超える場合の手続きが別枠で案内されている。90日を超えるコースの受講者はまずNational Long Stay Visa(Dビザ)を出発前に取得し、入国後にマルタでレジデンスカードの手続きに進む流れになる。1年間のコースの場合、この滞在許可がコース期間と連動しているため、コースを延長・変更する際は許可の更新手続きも必要になる。90日ルールの記事で基礎からおさらいしておくとスムーズだ。学生向けの滞在許可申請の詳しい流れは学生滞在許可の記事でも解説している。

2026年1月1日に発効した日本とマルタのワーキングホリデー協定は、18〜30歳・最長1年・年間約100枠という条件のため、学生ビザとは別の制度になる。留学ではなくワーホリでの長期滞在を検討している人はワーホリ完全ガイドを先に読んでおくと、自分にどちらが合うか判断しやすい。制度の詳細は必ずIdentitàと東京のVFS Global申請センターの公式案内で確認してほしい。この記事は流れの紹介であり、個別の可否を保証するものではない。

1年住むならバス代はどうなるか

短期滞在との一番わかりやすい差がバス代だ。Public Transport Maltaの運賃ページによると、その場で払うデイルートの単発チケットは冬季(2025年10月19日〜2026年6月13日)が2.00ユーロ、夏季が2.50ユーロ、ナイトルートと空港直行のTallinja Direct(TD2・TD10・TD13)が3.00ユーロ、12回分をまとめた「12 Single Day Journeys」カードが19ユーロ。毎日往復するとこれだけで月に100ユーロ近くになる。

一方、tallinjaカードの公式ページでは、記名式(personalised)のtallinjaカードについて、政府のスキームによりバスの運賃が無料になると案内されている。カードはStudent向けとAdult向けに分かれているが、いずれもマルタの住所があれば申請でき、学生寮の住所でも問題ない。カード発行には登録料25ユーロ(子ども用・コンセッションは5ユーロ)がかかるが有効期限はなく、留学を終えて一時帰国したあとマルタに戻ってきても同じカードを使い続けられる。条件・必要書類の詳細はマルタのバスガイドとPublic Transport Maltaの公式サイトで確認してほしい。

1年暮らすと何が変わるか

1年という時間軸になると、マルタの四季(といっても日本ほどはっきりしないが)を一通り体験することになる。夏の猛暑と観光ラッシュ、冬の湿った寒さと突然の休講、春と秋の過ごしやすさ——それぞれの季節でバスの混み方も生活コストも変わってくる。キャリアブレイクでの留学の記事では、仕事を辞めて長期で来ている人のリアルな声も紹介しているので合わせて読んでみてほしい。

友達作りの面でも、1年いると語学学校の生徒の入れ替わりを何度も経験することになり、「深く付き合える友達」と「短期ですれ違う友達」の違いが見えてくる。現地に長く住んでいる人とのつながりも心強い。1年という長さで心が折れそうになったとき、マルタで働きながら暮らすエマ(Instagram @jecrs687)のような現地の友達がいると気持ちが楽になる。出発前に気になることがあればDMしてみるのも一つの手だ。

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よくある質問

マルタ留学を1年するとトータルでいくらかかりますか?

Clubclassの2026年公式料金表(General English Standard・シェア宿泊・48週)で積み上げると、授業料+宿泊費+保険で約15,140ユーロ(2026年9月のレート1ユーロ=約184円換算で約279万円)が目安です。航空券・食費は別途必要です。

1年の滞在許可はどう更新しますか?

National Long Stay Visaで入国後、現地でレジデンスカードを取得します。学校のコース期間が滞在許可の期間と連動するため、コースを延長する場合は許可の更新手続きも必要です。詳細はIdentità公式サイトで必ず確認してください。

1年間、バス代はいくらかかりますか?

Public Transport Maltaの公式サイトでは、記名式のtallinjaカードについて政府のスキームによりバス運賃が無料になると案内されています。マルタの住所があれば誰でも申請でき、学生寮の住所でも問題ありません。発行に登録料25ユーロがかかり、有効期限もありません。カードを作る前にその場で払う場合は、デイルート単発が冬季2.00ユーロ・夏季2.50ユーロです。

途中でIELTS対策コースに変えると費用は増えますか?

増えます。Clubclassの24週以上の単価では、General English Standardが週145ユーロなのに対しExam Preparation Classicは週465ユーロです。36週を一般英語、最後の12週を試験対策にすると授業料は合計10,800ユーロとなり、48週すべて一般英語の6,960ユーロより3,840ユーロ高くなります。受験申込みには別途25ユーロの事務手数料がかかります。

1年留学と半年留学、どちらがいいですか?

費用は単純に2倍近くになりますが、週単価の割引率は24週以上でほぼ変わらないため、割引の伸びしろという意味では半年で十分という考え方もあります。1年を選ぶ人は英語力の到達目標や現地での経験の深さを重視する傾向があります。

1年滞在ならワーキングホリデーの方がいいですか?

日本とマルタのワーキングホリデー協定は2026年1月1日に発効し、18〜30歳・最長1年・年間約100枠という条件です。働きながら滞在したいならワーホリ、授業を中心に据えたいなら学生ビザが基本になります。枠が限られるため、条件と申請時期は必ず公式案内で確認してください。

1年間、日本の年金や保険はどうなりますか?

国民年金や国民健康保険の扱いは自治体や個人の状況によって異なるため、出発前に必ず市区町村の窓口で確認してください。この記事は一般的な流れの紹介であり、個別の手続きの代行や保証をするものではありません。

まとめ

マルタ留学1年の総額目安は約15,140ユーロ(約279万円、2026年9月レート)。半年よりコストは大きいが、週単価の割引自体は24週以上で頭打ちになる。逆に、記名式tallinjaカードのように長く住むほど効いてくる仕組みもある。全体像はマルタ留学の完全ガイドで確認し、留学ガイド一覧から他の期間・費用の記事も見比べてほしい。

写真(トップ): Enrique Íñiguez Rodríguez (Qoan) / Wikimedia Commons · CC BY-SA 4.0

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エマ(Emma)はブラジル生まれ・イタリア育ちの20代。スウィーイ(Swieqi)に住んで3年目、IT関係の仕事をしています。英語ゼロから始めて今は流暢、日本語も少しずつ勉強中。語学学校選び、安全なエリア、最初の1週間のコツ、カフェでお茶やグループでのお出かけ — インスタのDMで気軽に聞いてください。返信はだいたい数分以内。(ビザ相談・空港送迎・住まいの保証はしていません。)

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