マルタの語学学校から見積もりや請求書(プロフォーマ・インボイス)が届くと、次に迷うのが「どうやって払うか」です。この記事では、留学 学費 支払い方法を、銀行の海外送金・送金サービス・クレジットカード・エージェント経由の4つに分けて、学校の規約と銀行の公式料金ページをもとに整理します。どの方法が「一番お得」かは送る金額や銀行によって変わるので、比べ方と送金前の確認ポイントを中心にお伝えします。
マルタの語学学校は、請求書に書かれた学校口座への海外送金(銀行振込)が基本です。ESEは銀行振込とカードの両方、Maltalinguaは国際銀行送金が原則です。期限はESEが到着2週間前までに全額、Maltalinguaは4週間以下の予約なら請求書受領から7日以内に全額。送金手数料は学生側負担と明記されていることが多く、返金は「払ったのと同じ方法」で戻ります。1ユーロ=177.82円(ECB、2026年10月16日)で、€1,000は約17万7,800円です。
結論:留学 学費 支払い方法は4パターン
マルタの語学学校に直接申し込む場合、払い方はほぼ次の4つです。エージェントに申し込む場合は、支払い先の口座・通貨・学校への送金時期がエージェントごとに違うので、契約前に書面で確認してください。直接申込みとの違いはエージェントなしで直接申し込む流れでまとめています。
| 方法 | 手数料の見え方 | 注意点 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 銀行の海外送金 | 送金手数料+為替の上乗せ+経由銀行の手数料 | 総額が事前に読みにくい。マイナンバーの届出が必要 | 普段使いの銀行で手続きを済ませたい人 |
| 送金サービス(Wiseなど) | 手数料と適用レートが送金前に表示される | 学校が受け付けるか事前確認が必要 | 手数料の内訳を見て比べたい人 |
| クレジットカード | 学校の事務手数料+カード会社の為替手数料 | カード払いを受け付けない学校もある | カード払いができる学校で、早く確定させたい人 |
| エージェント経由 | 支払い先・通貨・手数料の扱いはエージェントごとに異なる | 学校への送金時期と返金の流れを書面で確認 | 手続きを任せたい人 |
どの方法でも大事なのは「学校の口座にユーロで全額が届くこと」です。学校の規約では、送金にかかる銀行手数料は学生側が負担すると書かれていることが多く、差し引かれて届くと不足分を後から請求されます。

学校が決めている支払い方法と期限
支払い方法と期限は学校ごとにかなり違います。ここでは、規約を公開している2校の例を並べます(2026年10月18日に各校の規約ページで確認)。
| 項目 | ESE(セントジュリアン) | Maltalingua(セントジュリアン) |
|---|---|---|
| 支払い方法 | 銀行振込、またはオンラインのクレジットカード(事務手数料がかかる場合あり) | 国際銀行送金。ほかの方法は学校に直接相談 |
| 支払い期限 | 到着の2週間前までに全額。申込みが2週間を切る場合は即時 | 4週間以下の予約は請求書受領から7日以内に全額。4週間超は7日以内に20%のデポジット、到着1か月前までに全額 |
| 送金手数料 | 銀行手数料は学生・エージェント負担 | すべての銀行手数料を含めて送金 |
| 振込時の参照欄 | 学生のフルネーム。送金控えをメールで送付 | 学生のフルネーム+学生ID番号。送金控えを送付 |
| その他 | 登録料€50、滞在先手配料€45(大人)など | 着金した時点で支払い完了扱い。期限を過ぎると未払い額の5%の遅延料 |
Maltalinguaの規約で特に大事なのは、「銀行の送金控えは支払いではない。学校口座に着金した時点で支払い済みになる」という一文です。日本からの海外送金は着金まで数日かかることがあるので、期限ぎりぎりの送金は避けたほうが安心です。アトラス(Atlas)のマルタ校のように登録料や最初の教材がパッケージ料金に含まれる学校もあれば、ESEのように登録料€50が別に書かれている学校もあります。見積もりのどこまでが学費なのかは語学学校の見積もりの内訳で確認できます。
手数料はどこでかかる?
海外送金のコストは、表に出る「送金手数料」だけではありません。大きく分けて次の3つです。
- 送金手数料:銀行や送金サービスに払う手数料
- 為替のコスト:円をユーロに替えるときのレートの上乗せ
- 経由銀行・受取銀行の手数料:途中の銀行で差し引かれることがある手数料
例として三菱UFJ銀行の公式ページでは、インターネットバンキングからの他行あて海外送金が3,000円、店頭窓口が7,000円です。さらに円建てで送る場合は送金額の20分の1パーセント(最低2,500円)の取扱手数料が別にかかり、海外の経由銀行の手数料が送金額から差し引かれる場合があると書かれています。
Wiseの日本向け料金ページは、実際の為替レート(ミッドマーケットレート)と明確な手数料のみで送金すると説明しており、25,000米ドル相当を超える送金では割引が適用されます。具体的な手数料は金額によって変わり、送金画面で表示される仕組みです。どのサービスも料金は変わるため、送る直前に「最終的に学校に何ユーロ届き、自分は何円払うか」で比べてください。
クレジットカードは、学校側の事務手数料(ESEは「かかる場合がある」と記載)に加えて、カード会社の海外利用時の為替手数料がかかります。この率はカード会社ごとに違うので、自分のカード会社の案内で確認してください。現地での現金の扱いはマルタの両替とATMのガイドが参考になります。
日本の銀行から送金するときの準備
日本の銀行で海外送金をするときは、手続きに必要な情報を先にそろえておくとスムーズです。三菱UFJ銀行の案内では、法令により外国送金の際にはマイナンバー(個人番号)の届出が必要とされています。店頭窓口では受付から送金実行まで3営業日程度かかるとも書かれています。
- マイナンバーを銀行に届け出ているか
- 受取人名(学校の法人名)、口座番号またはIBAN、SWIFTコード、銀行名と所在地(請求書に記載)
- 送金金額と通貨(ユーロで指定されているか)
- 送金の目的(学費であること)と、参照欄に書く学生名・学生ID
- 手数料を誰が負担する設定にするか(学校が「全額を受け取る」ことを求めているか)
銀行によって必要な書類や手続きは違うため、自分の口座がある銀行の外国送金ページを必ず確認してください。この記事は送金方法を比べるための情報で、税務や法律のアドバイスではありません。請求書や規約の英語に不安がある人は、日本語で相談できる語学学校の探し方も参考にしてください。
キャンセル・返金は支払い方法で変わる
見落としがちなのが返金のルートです。ESEの規約は「返金は支払いと同じ方法で、支払った本人に行う」と定め、カードで払えば同じカードへ、銀行振込なら同じ口座へ戻ります。返金時に学校側にかかる銀行・カードの手数料は返金額から差し引かれます。Maltalinguaも返金は受け取ったのと同じ方法で行い、マルタ現地では返金しないとしています。
| 到着までの日数 | Maltalinguaのキャンセル料(予約総額に対する割合) |
|---|---|
| 28日以上前 | 20% |
| 15〜27日前 | 35% |
| 8〜14日前 | 50% |
| 3〜7日前 | 65% |
| 1〜2日前 | 80% |
| 連絡なしの不参加 | 100% |
ESEは到着7日より前のキャンセルで€150の事務手数料、1〜7日前は授業と滞在の1週間分、到着後の短縮や不参加は返金なしです。カードの支払いを取り消せるか(チャージバック)といった仕組みはカード会社ごとに違うので、この記事では断言しません。気になる場合は契約前にカード会社に確認してください。
2026年9月には、EC Englishが全校を閉校しました。予約済みの人がどう動いたかはEC閉校後の対処ガイドと閉校の最新まとめに整理しています。前払いの金額が大きくなるほど、払う方法と返金の流れを書面で確認しておく意味は大きくなります。

送金ボタンを押す前のチェックリスト
- 学校がマルタ政府の認可校か(政府認可校の一覧で名前を確認)
- 請求書の受取人名が学校の法人名と一致しているか
- 請求書の金額・通貨・期限と、自分の予約内容(期間・滞在先)が合っているか
- 参照欄に書く内容(フルネーム、学生ID)を控えたか
- 送金控えを学校にメールで送り、着金の確認メールをもらったか
- キャンセル規定と返金の方法を規約で読んだか
- 請求書・送金控え・学校からのメールを、帰国まで保存しているか
学校選びそのものに迷っている段階なら、マルタ語学学校の比較と閉校リスクから身を守るチェックポイントを先に読んでおくと判断しやすくなります。デポジットを払う前に「その学校、今どんな雰囲気?」と現地の人に聞いてみたいときは、スウィーイ(Swieqi)に3年住んでいるエマにDMするのも一つの方法です。エマはお金や契約のアドバイスはしませんが、学校周辺の様子なら気軽に答えてくれます。
主な出典
- ESE Terms and Conditions(支払い・キャンセル・返金)
- Maltalingua Terms and Conditions(支払い・キャンセル料)
- Atlas Language School Course Fees
- 三菱UFJ銀行 外国送金(手数料・マイナンバー)
- Wise 送金手数料(日本)
- 欧州中央銀行(ECB)ユーロ参照レート 円
- ELT Council 認可校リスト
最終確認: 2026-10-18
よくある質問
マルタの語学学校の学費はどうやって払いますか?
基本は学校の請求書に書かれた口座への海外送金(銀行振込)です。ESEは銀行振込とクレジットカードの両方を案内し、Maltalinguaは国際銀行送金を原則としています。ほかの方法を使いたい場合は、払う前に学校へ確認してください。
海外送金とクレジットカード、どちらがいいですか?
学校がカードを受け付けているか、カードに事務手数料が上乗せされるかで変わります。ESEはオンラインのカード払いに事務手数料がかかる場合があると書いています。返金は払ったのと同じ方法で戻るのが一般的なので、返金を受け取りやすい方法かどうかも考えて選ぶと安心です。
海外送金の手数料はいくらかかりますか?
例として三菱UFJ銀行では、インターネットからの他行あて送金で3,000円、窓口で7,000円です。円建てで送る場合は送金額の20分の1パーセント(最低2,500円)が別途かかり、海外の経由銀行の手数料が差し引かれることもあります。為替レートの上乗せも含めて総額で比べてください。
Wiseなどの送金サービスは使えますか?
学校の規約は銀行送金を指定していても、特定の送金サービス名までは書いていないことが多いです。学校の口座にユーロで全額届くこと、手数料を学校側に負担させないことが条件になるため、使う前に学校へメールで確認しておくと確実です。
キャンセルしたらお金はどう戻りますか?
ESEもMaltalinguaも、返金は支払ったのと同じ方法で行うと規約に書いています。キャンセル料は時期で変わり、Maltalinguaでは到着28日以上前でも予約総額の20パーセントです。返金時の銀行手数料が差し引かれる学校もあります。
デポジットの前に、現地の様子を聞いてみる
エマはブラジル生まれ・イタリア育ちで、マルタのスウィーイに住んで3年。英語ゼロから話せるようになった経験があり、学校選びや住むエリア、最初の1週間のコツなら気軽に答えてくれます。送金やお金のアドバイスはできませんが、払う前に「その学校の今の様子」を聞きたいときはDMしてみてください。返信はたいてい数分以内です。
アイキャッチ写真: Andrzej Otrębski / Wikimedia Commons · CC BY-SA 4.0



