マルタ 祝日について調べているなら、まず知っておきたいのは「マルタは1年に14日の祝日がある」という事実です。国民の祝日(National Holidays)が5日、公休日(Public Holidays)が9日の合計で、Wikipediaの「Public holidays in Malta」によればマルタはEUの中で最も祝日が多い国とされています。到着した週やちょうど旅程を組んでいる週が祝日と重なると、バスの本数や店の営業時間が読めなくなりがちです。この記事では2026年の残り祝日と2027年の一覧、そして祝日と混同しやすい「村祭り(フェスタ)」との違いを、出典を明記しながら整理しました。
マルタの祝日は年14日(国民の祝日5日+公休日9日)。2026年に残っているのは12月8日・12月13日・12月25日の3日だけで、9月21日の独立記念日はこの記事の公開前にすでに過ぎています。2027年は1月1日から12月25日まで計14日(グッドフライデーは計算上3月26日)。各地区で開かれる村祭り(フェスタ)は祝日ではなく通常営業日です。祝日には多くの店・銀行・役所が休業か短縮営業になりますが、個別の店舗ごとの営業可否を断定できる一次情報はないため、必ず現地で直接確認してください。
マルタの祝日は年に何日ある?
Wikipediaの「Public holidays in Malta」は、マルタの休日を「国民の祝日(National Holidays)」5日と「公休日(Public Holidays)」9日の2種類に分けて説明しています。根拠となる法律は National Holidays and Other Public Holidays Act(chapter 252)で、その第3条が両者の区分を定めています。国民の祝日の日には公共の建物にマルタ国旗が掲げられる、という記載もありました。この記事では実務上どちらも「休みになる日」として扱いますが、国民の祝日は独立記念日や共和国記念日など国の歴史に関わる日、公休日は元日やクリスマスなどキリスト教の祝祭日を中心にした日、という区分だと理解しておくと現地の会話で混乱しません。
| 区分 | 日数 | 性格 |
|---|---|---|
| 国民の祝日(National Holidays) | 5日 | 自由記念日・セッテ・ジュニョ・戦勝記念日・独立記念日・共和国記念日 |
| 公休日(Public Holidays) | 9日 | 元日・聖パウロ遭難記念日・聖ヨセフの日・聖金曜日・労働者の日・聖ペテロ&聖パウロの日・聖母被昇天・無原罪の御宿り・クリスマス |
| 合計 | 14日 | EUの中で最も祝日が多い国とされる |

2026年の残り祝日と2027年の祝日一覧
2026年9月時点で、独立記念日(9月21日)はこの記事の公開日より前にすでに終わっています。2026年に残っている祝日は次の3日だけです。
| 日付 | 曜日 | 名称 |
|---|---|---|
| 12月8日 | 火 | 無原罪の御宿りの祝日(Il-Kunċizzjoni) |
| 12月13日 | 日 | 共和国記念日(Jum ir-Repubblika) |
| 12月25日 | 金 | クリスマス(Il-Milied) |
12月13日の共和国記念日は日曜日と重なっています。Wikipediaによれば「2020年以降、祝日が土曜・日曜と重なった場合は年次有給休暇に1日分加算される」という運用に戻っており、店や交通機関の営業に振替休日が発生するわけではありません。休みが増えるのは働く人の有給枠であって、街の営業カレンダーではない、という点を混同しないようにしてください。
2027年は次の14日が祝日になります。聖金曜日(グッドフライデー)はイースターの前の金曜日という移動祝日のため、標準的なグレゴリオ暦のイースター計算では2027年のイースターは3月28日、聖金曜日は3月26日にあたります(この日付は計算によるもので、一次情報での確定発表ではない点に留意してください)。
| 日付 | 曜日 | 名称 |
|---|---|---|
| 1月1日 | 金 | 元日(L-Ewwel tas-Sena) |
| 2月10日 | 水 | 聖パウロ遭難記念日 |
| 3月19日 | 金 | 聖ヨセフの日 |
| 3月26日(計算上) | 金 | 聖金曜日(グッドフライデー) |
| 3月31日 | 水 | 自由記念日(Jum il-Ħelsien) |
| 5月1日 | 土 | 労働者の日 |
| 6月7日 | 月 | セッテ・ジュニョ |
| 6月29日 | 火 | 聖ペテロ&聖パウロの祝日(イムナルヤ) |
| 8月15日 | 日 | 聖母被昇天の祝日(サンタ・マリア) |
| 9月8日 | 水 | 戦勝記念日(Jum il-Vitorja) |
| 9月21日 | 火 | 独立記念日(Jum l-Indipendenza) |
| 12月8日 | 水 | 無原罪の御宿りの祝日 |
| 12月13日 | 月 | 共和国記念日 |
| 12月25日 | 土 | クリスマス |
祝日に閉まるもの・開いているもの
祝日に個々の店・銀行・役所がどこまで閉まるかを一律に断定できる公式の一次情報は見つかりませんでした。ここでは一般的な傾向として書きますが、最終的には現地で店頭の表示や貼り紙を確認してください。
| 施設 | 祝日の一般的な傾向 |
|---|---|
| 役所・銀行 | 休業になることが多い |
| 大型スーパー | 短縮営業か休業になる店が多い |
| レストラン・カフェ | 通常営業の店も多いが、店ごとに差がある |
| バス・フェリー | 運行はするが便数が変わる可能性がある |
特に元日・聖金曜日・クリスマスは休業する店が増える傾向がありますが、店舗ごとの営業判断のため「必ず閉まる/必ず開いている」と決めつけずに、前日までに目当ての店のSNSや店頭掲示を見ておくのが確実です。マルタでのグルメの選択肢はマルタ グルメおすすめガイドでも紹介しているので、祝日の予定を立てるときの候補に使ってください。両替やATMの使い勝手についてもマルタの両替とATMガイドで触れています。銀行が休みの祝日前には現金を少し多めに持っておくと安心です。
祝日のバス・フェリーの運行
祝日でもバスやフェリーは基本的に運行されますが、平日ダイヤと同じとは限りません。マルタの公共交通の基本的な使い方や個人用tallinjaカードについてはマルタのバスの乗り方完全ガイドにまとめているので、祝日前にカードの準備状況だけでも確認しておくと当日慌てません。正確な祝日ダイヤは公式サイトやtallinjaアプリで当日確認するのが確実で、この記事の時点では便数の増減を具体的な数字で断定できる一次情報は確認できていません。

村祭り(フェスタ)は祝日ではない
マルタ各地区の教会が夏を中心に開く村祭り(フェスタ)は花火や飾り付けで賑やかですが、Wikipediaの同じ記事では「これらの祭りは公休日ではなく、その日もマルタ全土で通常通り営業が行われる」とはっきり書かれています。フェスタの日程は地区ごとに毎年変わるため、この記事では特定の日付を挙げません。花火やフェスタの雰囲気そのものについては村祭りの季節や楽しみ方を扱った別記事で紹介しているので、そちらもあわせて確認してください。つまり「フェスタの日だから店が閉まる」という思い込みは誤りで、閉まるのはあくまでこの記事の一覧にある14日間だけです。
年末年始(12月末〜1月頭)の特殊性
12月13日(共和国記念日)、12月25日(クリスマス)、そして翌年1月1日(元日)という3つの祝日が2〜3週間の間に集中するのがマルタの年末年始です。この期間はマルタ全体が休暇ムードになり、家族での集まりや教会行事が増える一方、観光客向けのイベントやマーケットの詳細なスケジュールは年によって変わるため、この記事では具体的な開催日時までは踏み込みません。年末にマルタで過ごす計画があるなら、渡航前の生活費全体のイメージはマルタの生活費ガイドで確認しておくと、年末年始特有の出費も含めて見通しが立てやすくなります。
語学学校の休講との関係
語学学校の休講日は学校ごとのカレンダーで決まり、必ずしもこの記事の祝日一覧とイコールではありません。多くの学校は国の祝日に合わせて休講しますが、学校独自の休みが別途設定されている場合もあるため、入学前に自分が通う予定の学校の年間カレンダーを直接確認するのが一番確実です。マルタで安心して過ごすための病院や薬局の使い方はマルタの病院・薬局ガイドにまとめているので、祝日で薬局が閉まっていて困ったときの参考にしてください。
着いた週が祝日に当たったら
マルタに到着した週がちょうど祝日に重なると、「バスは動くのか」「両替はできるのか」「開いている店はどこか」が一気に分からなくなりがちです。こういうときに頼りになるのが、スウィーイ(Swieqi)に3年住んでいるエマです。エマはInstagram(@jecrs687)で毎日マルタの生活をストーリーズで発信していて、DMには数分以内に返信をくれることが多いです。到着する週の日付を伝えれば、その週に何が開いていて何が閉まっているかの実感を教えてもらえます。もちろん法律相談やビザの手続きのようなことはエマの範囲外なので、それはあくまで公式サイトで確認する必要があります。
主な出典
- Wikipedia「Public holidays in Malta」(祝日の日付・名称・区分・フェスタとの違い)
- 欧州中央銀行(ECB)ユーロ参考為替レート(1ユーロ=約181円、2026年9月18日時点)
最終確認: 2026年9月21日
よくある質問
マルタの祝日は年に何日ありますか?
国民の祝日5日と公休日9日をあわせて、年14日です。Wikipediaの「Public holidays in Malta」はマルタをEUで最も祝日が多い国としています。
祝日にスーパーは開いていますか?
短縮営業か休業になる店が多い傾向ですが、店ごとに判断が異なるため一律には断定できません。前日までに目当ての店の営業状況を確認しておくと安心です。
祝日のバスは動きますか?
基本的には運行されますが、便数が平日と異なる可能性があります。正確なダイヤは公式サイトやtallinjaアプリで当日確認してください。
2027年の祝日はいつですか?
1月1日から12月25日まで計14日です。聖金曜日は移動祝日で、標準的な計算では2027年は3月26日にあたります(一次資料での確定発表ではなく計算によるものです)。
フェスタ(村祭り)も祝日ですか?
いいえ。Wikipediaによれば村祭りは公休日ではなく、その日もマルタ全土で通常通り営業が行われるとされています。
年末年始(12月〜1月)はどうなりますか?
12月13日の共和国記念日、12月25日のクリスマス、1月1日の元日という3つの祝日が短期間に集中し、マルタ全体が休暇ムードになります。イベントの詳細な日時は年によって変わります。
その週に何が開いているか、エマに聞いてみる
マルタの祝日カレンダーは覚えていても、「今週の火曜は本当に店が閉まるのか」という実感は現地の人に聞くのが一番早いです。エマはスウィーイに3年住んでいて、DMには数分以内に返信をくれます。到着予定日を伝えて、その週の様子を先に聞いておきましょう。
アイキャッチ写真: Txllxt TxllxT / Wikimedia Commons · CC BY-SA 4.0



