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マルタ グルメおすすめ2026|パスティッツィ・ウサギ料理・フティーラの実名店ガイド

· マルタJP編集部

マルタ グルメで最初に覚える単語は、たぶん「パスティッツィ」です。チーズかえんどう豆が入ったパイ生地の軽食で、1個€1前後という安さもあって、留学生の朝ごはん・小腹満たしの定番になっています。ただマルタの食文化はそれだけでなく、パン生地のサンドイッチ「フティーラ」、ウサギ肉のシチュー、地中海らしい魚料理まで幅が広く、値段も店によってかなり差があります。この記事では、パスティッツィ・ウサギ料理・フティーラを中心に、エリアごとの実名店と価格帯、予約のコツ、知っておくと注文がラクになる料理名までまとめました。

結論から言うと
パスティッツィならラバトの老舗「Serkin Crystal Palace(Is-Serkin)」、フティーラとウサギ料理はバレッタの「Ta’ Nenu(Nenu the Baker)」、歴史ある雰囲気でコーヒーを飲むならバレッタの「Café Cordina」が鉄板です。ブランチはセント・ジュリアンのスピノラ湾沿い「Two Buoys」やバルータ湾沿いの「U Bistrot」が人気で、コスパを重視するなら観光地から一本内側の食堂やマルサシュロックの魚市場を狙うのがおすすめです。

まず覚えたいマルタの定番料理

メニューにはマルタ語の料理名がそのまま書かれていることが多く、最初は何が出てくるのか分かりにくいものです。よく見かける名前だけ先に覚えておくと、食堂でもベーカリーでも注文がぐっとラクになります。

料理名 どんな料理か よく見かける場所
パスティッツィ(Pastizzi) パイ生地にリコッタチーズやえんどう豆のペーストを包んで焼いた軽食 街角のベーカリー、パスティッツェリア
フティーラ(Ftira) 平たいマルタパンにツナ、トマト、オリーブ、ケッパーなどを挟んだサンドイッチ カフェ、ベーカリー、ビーチ近くの売店
ホブズ・ビズ・ゼイト(Ħobż biż-Żejt) パンにトマトペーストとオリーブオイルを塗り、具をのせた素朴な一品 カフェ、バーの軽食メニュー
フェニク(Fenek) ウサギ肉をワインやハーブで煮込んだ伝統料理。「フェンカタ」はウサギ料理を囲む食事会のこと 伝統料理の食堂、郊外のレストラン
ビジッラ(Bigilla) そら豆のペースト。パンやクラッカーにつけて食べる前菜 前菜の盛り合わせ
ジュベイニエット(Ġbejniet) 小さな丸いチーズ。フレッシュ、乾燥、ペッパーまぶしなどがある 前菜、ゴゾ島の名物として売店でも
ランプーキ・パイ(Lampuki Pie) シイラ(ランプーキ)を使った魚のパイ。秋ごろによく見かける季節もの 伝統料理の食堂
イムカレット(Imqaret) デーツのフィリングを包んで揚げたお菓子 屋台、お祭り、バレッタの城門付近

飲み物では、ビターオレンジとハーブの風味がある炭酸飲料「キニー(Kinnie)」と、地元ビールの「チスク(Cisk)」がよく知られています。パスティッツィとキニーの組み合わせは、地元の人にとってもおなじみのセットです。

パスティッツィの名店

店名 エリア 特徴 価格帯
Serkin Crystal Palace(Is-Serkin) ラバト 1945年頃創業、チーズ・チキン・えんどう豆・アンチョビの4種、地元で「マルタ一のパスティッツィ」と言われる老舗 1個€1前後

Is-Serkinはイムディーナの城壁のすぐ近くにあるので、イムディーナ観光とセットで寄る人が多いお店です。地元の人が朝から夜までひっきりなしに出入りしていて、店内は気取らない大衆食堂の雰囲気。注文はカウンターで種類と個数を伝えるだけなので、英語に自信がなくても指さしで大丈夫です。

ラバトまで足を伸ばす時間がなくても、パスティッツィを出すベーカリーはスリーマやバレッタの街角にも点在しています。焼きたては皮がサクサクで、冷めると少し重くなるので、できれば買ってすぐ食べるのがおすすめです。初めてなら、チーズ(リコッタ)とえんどう豆を1個ずつ頼んで食べ比べてみると、好みが分かりやすいですよ。

マルサシュロックのツナ入りフティーラ
写真: Kritzolina / Wikimedia Commons · CC BY-SA 4.0

フティーラ・ウサギ料理

店名 エリア 特徴 価格帯
Ta’ Nenu(Nenu the Baker) バレッタ 18世紀の建物と100年物の石窯を使う老舗。フティーラのワークショップも開催、ウサギのガーリック煮込みが名物 メイン€15〜25

ウサギ料理(フェニク・タジン)はマルタの伝統食で、赤ワインとハーブでじっくり煮込んだシチューが定番です。観光客向けの店だと1品€20を超えることもあるので、地元の家庭料理系の食堂を選ぶと少し抑えられます。ウサギと聞くと身構える人もいますが、味は鶏肉に近くあっさりしていて、煮込むとほろっと柔らかくなります。ガーリック煮込みやワイン煮込みなど店によって味付けが違うので、気に入ったら何軒か食べ比べるのも楽しいです。

フティーラはお店で座って食べるだけでなく、テイクアウトしてビーチや公園で食べるのも定番です。ツナ入りのものが一番よく見かけるタイプで、ボリュームがあるので1つでランチになります。バレッタで他のレストランも探したい場合は、バレッタのレストランおすすめ記事で昼・夜・安い店に分けて紹介しています。

ブランチ・カフェ

店名 エリア 特徴 価格帯
Café Cordina バレッタ 歴史ある老舗カフェ、パティスリーとコーヒーが名物 コーヒー+軽食で€8〜15
Two Buoys セント・ジュリアン(スピノラ湾) オーストラリア風のブランチ、海を見ながら食事ができる ブランチ€12〜20
U Bistrot セント・ジュリアン(バルータ湾) エッグベネディクトやパンケーキが人気 ブランチ€10〜18
Crust Bistro & Bar セント・ジュリアン アボカドトーストなど定番ブランチメニューが充実 ブランチ€10〜18
Manouche セント・ジュリアン 2017年創業、オムレツ・エッグベネディクトなど朝食メニューが豊富 朝食€8〜16

セント・ジュリアンのブランチ店は語学学校が多いエリアに集まっているので、授業のない週末にクラスメイトと行くのにちょうどいい距離感です。週末の午前中は混みやすいので、人数が多いときは早めの時間に行くか、予約できる店なら予約しておくと安心です。Café Cordinaはバレッタのメインストリート沿いにあり、観光の休憩にも使いやすいお店です。

マルサシュロックの魚市場

南部の漁村マルサシュロックは、日曜朝の魚市場が有名です。カラフルな伝統漁船「ルッツ」が並ぶ港沿いを歩きながら、新鮮な魚を使ったフティーラや軽食を売る屋台をつまみ食いするのが定番の楽しみ方です。観光客向けの価格設定になっている店もあるので、値段は事前に確認してから注文すると安心です。

港沿いには魚介料理のレストランも並んでいて、市場を見たあとにそのままランチにする人が多いです。日曜のお昼どきはどこも混むので、早めに着いて市場を先に回り、ピーク前に席を確保するのがおすすめです。マルサシュロックは島の南東にあり、スリーマやセント・ジュリアンからは移動に時間がかかるので、位置関係はマルタの地図とエリア別の移動時間で確認してから予定を組むと安心です。週末の過ごし方の候補はマルタの週末の過ごし方20選でも紹介しています。

マルサシュロックの日曜朝市の様子
写真: Kritzolina / Wikimedia Commons · CC BY-SA 4.0

エリア別の選び方

  • バレッタ — 老舗カフェや伝統料理の店が多く、マルタらしい食事を体験したいときの第一候補。夜は早めに閉まる店もあるので、ディナーは営業時間を確認してから向かうと安心です。
  • スリーマ — 海沿いのプロムナードにカフェやレストランがずらりと並ぶエリア。海沿いは眺めが良いぶん価格も高めなので、普段使いは一本内側の通りが狙い目です。
  • セント・ジュリアン — ブランチ店や各国料理の店が集中していて、留学生同士で集まるならここ。夜はナイトライフエリアに近く、遅い時間まで開いている店も見つけやすいです。
  • ラバト・イムディーナ — パスティッツィの老舗をはじめ、昔ながらのお店が残るエリア。観光と食べ歩きを一緒に楽しめます。
  • マルサシュロック — 魚介を食べるならここ。日曜の魚市場に合わせて訪れるのが定番です。

語学学校がどのエリアに多いかは語学学校のエリア別マップにまとめているので、滞在先の近くでお店を探すときの参考にしてみてください。

予約とコスパのコツ

  • 夏の週末夜は予約必須 — 特にセント・ジュリアンやスリーマの海沿い人気店は、当日訪問だと1〜2時間待ちになることもあります。
  • ランチセットを狙う — 同じ店でもディナーよりランチのセットメニューが2〜3割安いことが多いです。
  • 一本内側の通りを歩く — 海沿いの一等地から一本入るだけで、同じクオリティの食堂が2〜3割安くなることがよくあります。
  • パスティッツィ・フティーラを軽食に活用する — 毎食レストランに行かず、軽食で1食浮かせるだけで週の食費はかなり変わります。
  • メニューの値段を先に確認する — 魚料理は「時価」や重さで値段が決まる場合があるので、注文前に金額を聞いておくと会計で驚かずに済みます。

平日は自炊や軽食で抑えて、週末にだけ気になるお店に行く、というメリハリのある使い方をしている留学生も多いです。授業後の時間の使い方はマルタ留学生の1日のスケジュールも参考になります。

注文・支払いで戸惑いやすいこと

マルタのレストランは基本的に英語で注文できるので、言葉の面で困ることはあまりありません。ただ、日本と違うところがいくつかあるので、最初に知っておくと落ち着いて食事ができます。

  • 会計はテーブルで — 食べ終わったら店員さんに「Can I have the bill, please?」と声をかけるのが一般的です。呼ばないとなかなか持ってきてくれないこともあります。
  • チップは義務ではない — サービスが良かったときに少し上乗せする人が多い程度です。レシートにサービス料が含まれていないか、先に確認しておきましょう。
  • パンや水が有料のことも — 席につくとパンやボトルの水が出てくることがあり、店によっては会計に含まれます。気になる場合は頼む前に確認すると安心です。
  • カード払いが主流 — 多くの店でカードが使えますが、小さなベーカリーや屋台は現金のみのこともあるので、少額の現金は持っておくと便利です。

言語交換カフェでよく会う店

スウィーイに住んで3年のエマ(@jecrs687)は、週に何度か言語交換カフェに顔を出していて、そこで知り合った人たちとブランチやディナーに繰り出すこともよくあるそうです。フォローしておくと、その週にどのカフェにいるかがストーリーズで分かるので、気になる人はチェックしてみてください。言語交換イベントの探し方はマルタの言語交換イベントガイドで詳しく紹介しています。

よくある質問

マルタ料理で絶対に食べるべきものは?

チーズやえんどう豆が入った軽食パスティッツィと、パン生地のサンドイッチのようなフティーラは、値段も手頃でマルタらしさを一番手軽に味わえます。余裕があればウサギ肉のシチューも試す価値があります。

レストランは予約したほうがいいですか?

人気店や夏の週末の夜は予約必須と考えたほうが安全です。特に海沿いの人気エリアは当日ふらっと行くと1〜2時間待ちになることもあります。

コスパ良く外食するにはどうすればいいですか?

ディナーよりランチのセットメニューを狙う、パスティッツィやフティーラなど軽食を活用する、観光地から一本内側の通りの食堂を選ぶ、の3つでかなり抑えられます。

ウサギ料理に抵抗があっても大丈夫ですか?

無理に食べる必要はありません。味は鶏肉に近くクセが少ないので、気になる人は友達とシェアして一口だけ試してみるのがおすすめです。苦手な場合は魚料理やパスタなど他の地中海料理も豊富にあります。

チップは払う必要がありますか?

義務ではありません。サービスが良かったときに少し上乗せする人が多い程度です。レシートにサービス料がすでに含まれている場合もあるので、会計時に確認しておきましょう。

マルサシュロックの魚市場は何曜日に行けばいいですか?

魚市場が有名なのは日曜の朝です。お昼前後は混み合うので、早めの時間に到着して市場を回り、そのまま港沿いのレストランでランチにする流れがおすすめです。

バレッタでのお店探しはバレッタのレストランおすすめ記事で、エリア同士の移動時間はマルタの地図ガイドで確認できます。

写真(トップ): Kritzolina / Wikimedia Commons · CC BY-SA 4.0

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エマ(Emma)はブラジル生まれ・イタリア育ちの20代。スウィーイ(Swieqi)に住んで3年目、IT関係の仕事をしています。英語ゼロから始めて今は流暢、日本語も少しずつ勉強中。語学学校選び、安全なエリア、最初の1週間のコツ、カフェでお茶やグループでのお出かけ — インスタのDMで気軽に聞いてください。返信はだいたい数分以内。(ビザ相談・空港送迎・住まいの保証はしていません。)

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