マルタ 電圧 変換プラグについて出発直前に調べている人は多いはずです。結論から言うと、マルタのプラグはイギリス式のBFタイプ(Gタイプ)で、電圧は230V・周波数は50Hzです。日本は100V・50/60Hzなので、変換プラグ(形状の変換のみ)と変圧器(電圧そのものを変える機器)は別物だという点が、この記事でいちばん伝えたいポイントです。ドライヤーやヘアアイロンなど、変換プラグだけでは対応できない機器があるので、パッキングの前に必ずチェックしてください。
マルタのプラグはイギリス式のBFタイプ(Gタイプ、三角形の3ピン)、電圧は230V、周波数は50Hzです(Enemalta公式資料で確認)。スマホ・PCの充電器はほとんどが100-240V対応なので変換プラグだけでOKですが、日本の100V専用のドライヤーやヘアアイロンは、変換プラグだけでは使えず変圧器が必要になるか、現地で230V対応の製品を用意する必要があります。まずは持っていく機器の背面や本体に書かれた「入力電圧(INPUT)」の表示を確認するところから始めてください。
マルタのプラグはイギリス式のBFタイプ(Gタイプ)
マルタで使われているコンセントは、イギリスと同じBS 1363規格、いわゆる「BFタイプ」または「Gタイプ」と呼ばれる、三角形に配置された太い3本のピンを持つ形状です。日本のAタイプ(2つの平たいピン)とはまったく異なる形状なので、変換プラグなしでは物理的に差し込むことすらできません。ホテルや語学学校の寮でも基本的にこのタイプのコンセントが使われています。

電圧と周波数 — 日本は100V、マルタは230V
Enemalta(マルタの電力公社)の技術資料によると、マルタの電圧は230V(許容範囲は公称値の±10%)、周波数は50Hzです。日本の電圧は100V・周波数は50Hz(東日本)/60Hz(西日本)なので、電圧が2倍以上異なります。ここが変換プラグと変圧器の違いを理解する最大のポイントです。変換プラグはあくまでプラグの形状を変換するだけの器具で、電圧そのものは変わりません。100V専用に作られた日本の家電を、変換プラグだけを使って230Vのコンセントに差すと、故障や発煙・発火のおそれがあるため絶対にやめてください。
ドライヤー・ヘアアイロン・シェーバーはどうするか
ドライヤーやヘアアイロンは消費電力が大きく、100V専用モデルがほとんどのため、変換プラグだけでは使えないケースが多い代表的な家電です。対応策は主に3つあります。1つ目は、本体に「100-240V」など海外対応の表記がある海外旅行用モデルを別途用意すること。2つ目は、容量に見合った変圧器を用意すること(ただし大型で重く、ドライヤーのような高出力機器に対応できる変圧器は高額になりがちです)。3つ目は、現地で230V対応のドライヤーを購入すること。電動シェーバーやスマホ・PC・カメラの充電器は、多くが100-240V対応の「マルチボルテージ」設計になっているため、変換プラグだけで問題なく使えることが多いです。スマホの通信手段についてはマルタ SIMおすすめガイドも出発前に確認しておくと安心です。
| 機器 | 定格電圧表記の目安 | 変換プラグのみ/変圧器が必要 | 備考 |
|---|---|---|---|
| スマホ・PC・カメラの充電器 | 100-240V(マルチボルテージ)表記が多い | 変換プラグのみでOKなことが多い | 本体の表記を必ず確認 |
| 電動シェーバー | 100-240V対応モデルが多い | 変換プラグのみでOKなことが多い | 古い機種は100V専用の場合もあるため、本体表示を確認してから使う |
| ドライヤー・ヘアアイロン | 100V専用が多い | 変圧器が必要、または現地調達 | 海外旅行用モデルなら変換プラグのみでOK |
| 電気シェーバー以外の美容家電全般 | 機種による | 機種によって異なる | 本体の入力電圧表示を必ず確認 |
対応電圧の見方
家電の本体や充電器のプラグ部分には、必ず「INPUT」または「入力」として対応電圧が記載されています。「100-240V」のように範囲で書かれていればマルチボルテージ対応で、変換プラグだけで使えます。一方、「100V」とだけ書かれている、あるいは表記自体がない古い機器は100V専用の可能性が高く、変換プラグだけで230Vのコンセントに差すのは危険です。判断に迷う場合は、必ずメーカーのサポートに確認するか、現地で使うのはあきらめて別の方法を検討してください。

マルチタップ・USB充電器でアダプター数を減らす
スマホ・PC・カメラなど複数のUSB機器を持っていく場合、変換プラグを機器の数だけ用意する代わりに、USBポートが複数付いた海外対応の充電器や、変換プラグ一体型のマルチタップを1つ持っていくと荷物を減らせます。複数口の電源タップ自体も入力電圧の対応範囲を確認してから選んでください。特に語学学校の寮やシェアハウスでは、机の周りに使えるコンセントが1〜2口しかないことも珍しくないため、USBポート付きの電源タップを1つ持っていくだけで日々の充電がかなり楽になります。
どこで買うか
変換プラグは日本の家電量販店や100円ショップ、ネット通販で手軽に買えるため、出国前に用意しておくのが確実です。現地でも空港の売店やスーパー、電化製品店で変換プラグが手に入ることが多いですが、種類や在庫は店舗次第で当日確実に見つかる保証はありません。ドライヤーなど現地調達を考えている場合は、到着後の最初の買い出しで探すことになるので、マルタの生活費ガイドやマルタの物価ガイドもあわせて確認しておくと初月の予算感がつかみやすくなります。渡航自体の準備の流れはマルタ旅行完全ガイドでも紹介しています。
宿泊先にアダプターがある場合とない場合
ホテルによっては部屋に共用の変換プラグやUSBポート付きコンセントを備えていることがありますが、必ずあるとは限りません。語学学校の学生寮やシェアハウスでは基本的に備え付けがないと考えて、自分で用意しておくのが安全です。到着直後に使うスマホの充電用だけでも、変換プラグを1つは手荷物に入れておくことをおすすめします。
パッキングチェックリスト
- 変換プラグ(Gタイプ対応)を最低1〜2個
- スマホ・PC充電器の入力電圧表示を確認(100-240V対応か)
- ドライヤー・ヘアアイロンは海外対応モデルか、現地調達を検討
- 複数のUSB機器を持つ場合はマルチポート充電器を検討
- 宿泊先に備え付けがあるか事前に確認できれば確認
エマに聞ける、現地事情
「現地のスーパーで変換プラグって普通に売ってる?」というのは、実際に住んでみないと分からない感覚です。スウィーイに3年住んでいるエマ(Instagram @jecrs687)は、日々のマルタ生活をストーリーズで発信していて、DMには数分以内に返信することが多いそうです。アダプターを買い忘れて焦る前に、気軽に聞いてみてください。
主な出典
最終確認: 2026-09-20
よくある質問
マルタのコンセントはどんなタイプですか?
イギリスと同じBS 1363規格、通称BFタイプ(Gタイプ)で、三角形に配置された太い3本のピンが特徴です。日本のプラグとは形状が異なるため、変換プラグが必須です。
変換プラグだけで足りますか?
スマホやPCの充電器など100-240V対応の機器なら変換プラグだけで使えます。ただし、100V専用のドライヤーやヘアアイロンなど消費電力の大きい機器は、変換プラグだけでは使えず変圧器か現地調達が必要です。
ドライヤーは使えますか?
日本の100V専用ドライヤーは変換プラグだけでは使えません。海外対応(100-240V)のドライヤーを別途用意するか、対応できる変圧器を使うか、現地で230V対応のドライヤーを購入する方法があります。
変圧器は必要ですか?
100V専用の高出力機器(ドライヤーなど)を持っていく場合は必要になることがあります。スマホ・PCなどマルチボルテージ対応の機器であれば変圧器は不要です。機器本体の入力電圧表示を必ず確認してください。
変換プラグは現地でも買えますか?
空港の売店やスーパー、電化製品店で見つかることが多いですが、種類や在庫は店舗次第です。確実に必要な分は出国前に日本で用意しておくことをおすすめします。
アダプターを買い忘れる前に、現地事情をエマに聞いてみる
「現地のスーパーで変換プラグ売ってる?」——現地で3年暮らすエマなら、実際の感覚で答えてくれます。予約も紹介料も不要、気軽なDMで大丈夫です。
写真(トップ): Fructibus / Wikimedia Commons · CC0



