マルタ現地ツアーは、島に着いてから日帰りで申し込む観光ツアーのことです。ゴゾ島、コミノ島のブルーラグーン、港クルーズ、島の一周観光など選択肢は多く、日本語ガイド付きがあるのか、自分でバスとフェリーで行ったほうが安いのかが、いちばん迷うところです。この記事では、公式ページで確認できた運賃と、日本の予約サイトに実際に載っている日本語ガイド付きツアーの有無を整理します。
日本語ガイド付きの現地ツアーは、日本の予約サイトVELTRA(ベルトラ)に「車+ガイド貸切/日本語」と明記したプランが掲載されています(2026年10月4日確認)。一方、ゴゾ島はバスとGozo Channelのフェリーで自力でも行けます(標準旅客運賃は€4.65)。コミノ島のブルーラグーンと港クルーズは、船に乗ること自体が目的なので、ツアーや公式の組み合わせ券が現実的です。ガイドの説明が欲しいかどうかで選んでください。
現地ツアーの種類
マルタの現地ツアーは、大きく次の4つに分けると選びやすくなります。
- 島の一周・複数スポットを回る貸切や小グループのツアー
- ゴゾ島の日帰りツアー
- コミノ島・ブルーラグーンへの船
- 港クルーズ(グランド・ハーバーなど)
日本で買うパッケージ旅行と自由旅行の違いはマルタ旅行:パッケージとDIYの比較で扱っています。ここでは「現地に着いてから、一日分のツアーを買うかどうか」に絞ります。
日本語ガイドはある?
あります。ただし数は多くありません。VELTRAのマルタのページ(2026年10月4日確認)には、「車+ガイド貸切/日本語」と書かれたゴゾ島ツアーや、日本語または英語ガイドで巡るマルタ島のプライベートツアーが載っています。一覧に表示されている開始価格は、日本語または英語ガイドのマルタ島貸切が¥34,620〜、公認日本人ガイドのゴゾ島貸切(フェリー・昼食付)が¥35,561〜です(2026年10月4日の一覧表示)。料金の条件(人数・日付)や催行日は商品ページごとに違うので、予約前に商品ページで確認してください。
注意したいのは、日本語ガイド付きは「貸切」型が中心で、大型バスで大勢と回るツアーとは性格が違う点です。ほかの運営会社のツアーが日本語に対応しているかは、各社の商品ページに書かれているときだけ判断してください。書いていなければ、英語ガイドと考えておくほうが安全です。
ゴゾ島:ツアー or 自力
ゴゾ島は、バスで本島北端のチルケウワ(Ċirkewwa)まで行き、Gozo Channelのフェリーでムジャール(Mġarr)に渡る自力ルートがあります。Gozo Channelの公式運賃ページには、標準の旅客運賃が€4.65、3〜12歳の子どもは€1.15と載っています(2026年10月4日確認)。
| 方法 | 確認できた費用 | 向く人 |
|---|---|---|
| 自力(バス+フェリー) | フェリー標準旅客運賃€4.65(約800円)+バス。日中路線のバス運賃は冬€2.00・夏€2.50、バス乗り放題のExplore Flexは4日間€21(約3,700円)・7日間€27(約4,800円)(公式料金表) | 自分のペースで回りたい人 |
| 公式の組み合わせ券 | Explore Flex:バス4日間+Gozo Highspeed往復で€36(約6,400円)、7日間で€42(約7,400円) | 数日滞在でバスも使う人 |
| 日本語ガイド貸切ツアー | VELTRAの一覧表示で¥35,561〜(ゴゾ島・フェリー・昼食付の貸切)。条件は商品ページで確認 | 説明を聞きたい人、短時間で効率よく回りたい人 |
為替は欧州中央銀行(ECB)の2026年10月2日の参考レート、1ユーロ=176.99円を使い、100円単位に丸めています。
自力の流れは、宿の近くからバスで本島北端のチルケウワ(Ċirkewwa)へ行き、フェリーでゴゾ島のムジャールへ渡り、島内は路線バスなどで回る、という3ステップです。ゴゾ島は見どころが島のあちこちに散らばっているので、行く場所を絞るのが現実的です。ツアーは「効率」、自力は「自由」と覚えると決めやすくなります。

ゴゾ島の見どころの全体像はゴゾ島観光ガイドに、バスの乗り方や路線の調べ方はマルタのバス完全ガイドにあります。ツアーに入っている場所を自力で回れるかは、そこを見てから決めると失敗しません。
ブルーラグーン・コミノ島
コミノ島はGozo Channelの定期フェリーの航路にないので、民間の船が基本です。Visit Maltaの公式サイトには「Blue Lagoon | Book . Protect . Enjoy.」というブルーラグーン専用の案内へのリンクがあります。ただし、リンク先の予約サイトは2026年10月4日の確認時点でアクセスできず、条件や料金は確認できていません。船の時刻や料金は、この記事では書きません。
公式の組み合わせ券では、Explore Flexに「Golden Comino Escape(夏季限定)」があり、バス4日間付きで€53(約9,400円)、7日間付きで€59(約10,400円)と載っています。夏季限定なので、時期をずらす場合は使えるか確認してください。ブルーラグーンの行き方と予約はコミノ島ブルーラグーンの行き方・予約・持ち物に詳しく書いています。
港クルーズ
港クルーズは、バレッタ周辺のグランド・ハーバーを海から見るツアーです。同じExplore Flexに「Harbour Cruise」があり、バス4日間付きで€36(約6,400円)、7日間付きで€42(約7,400円)です。内容と見どころはマルタの港クルーズで紹介しています。バス路線を使って自分で回る街歩きでは見られない景色が目的なら、払う価値があります。
市内観光バス(ホップオン・ホップオフ)の組み合わせは、4日間で€41(約7,300円)、7日間で€51(約9,000円)です(Malta Public Transport、2026年10月4日確認)。

予約サイトと現地、キャンセル規定の見方
日本の予約サイトで買うメリットは、日本語で支払い条件を読めることです。現地の窓口やオンライン予約より、料金の見方が分かりやすい場合があります。どちらで買うにしても、次の点を見てから決めてください。
- キャンセルが無料になる期限(何日前、何時まで)
- 悪天候・海況で中止になったときの扱い(返金か日程変更か)
- 集合場所と時間、ホテル送迎の有無
- ガイドの言語(日本語か英語か)が商品ページに書かれているか
具体的な返金条件は会社ごとに違うので、この記事では一般論しか書きません。船の日は風や海の状態で急に変わるので、前日の夜に予約を確定するより、当日の朝に決めたい場合もあります。その日の海の様子は、スウィーイ(Swieqi)に3年住んでいるエマに、InstagramのDMで聞いてみるのも一つの方法です。
どのツアーを選ぶ場合でも、買う前に「その日に行きたい場所が、バスやフェリーだけで回れるか」を一度考えてみてください。回れるなら自力、回りきれない場所や説明が欲しい場所だけをツアーに任せる、という使い分けもできます。
払う価値がないケース
- 行きたい場所が2〜3か所に決まっていて、バスだけで回れる
- ゴゾ島で自分の足で歩きたい、車やバスの時間に縛られたくない
- ガイドの説明より、ゆっくり写真を撮る時間のほうが大事
逆に、日本語の説明がほしい、乗り換えが不安、限られた日数で効率よく回りたい人は、貸切ツアーが合います。島全体のルート感はマルタ旅行 完全ガイドで確認できます。
主な出典
- VELTRA マルタのツアー一覧(日本語ガイド付きプランの有無と一覧の表示価格、2026年10月4日確認)
- Gozo Channel 旅客運賃ページ
- Malta Public Transport 運賃ページ(Explore Flexの組み合わせ券)
- Visit Malta ツアーオペレーター案内
- 欧州中央銀行(ECB)参考為替レート(2026年10月2日、1ユーロ=176.99円)
最終確認: 2026-10-04
よくある質問
マルタの現地ツアーに日本語ガイドはありますか?
VELTRAに「車+ガイド貸切/日本語」と書かれたツアーが掲載されています(2026年10月4日確認)。数は多くないので、商品ページでガイドの言語を確認してください。
マルタのオプショナルツアーはどれがおすすめですか?
船に乗ること自体が目的のブルーラグーンと港クルーズは、ツアーや組み合わせ券が向いています。ゴゾ島は自力でも行けるので、ガイドの説明が欲しいかで選びます。
ゴゾ島ツアーと自力はどちらがいいですか?
自力は、バスとGozo Channelのフェリー(標準旅客運賃€4.65)で行けて、自分のペースで回れます。日本語の説明と効率を重視するなら貸切ツアーが向きます。
ブルーラグーンは予約が必要ですか?
Visit Maltaの公式サイトにブルーラグーン専用の予約案内へのリンクがありますが、リンク先の条件は2026年10月4日の時点で確認できませんでした。出発前に公式の案内を見てください。
現地ツアーのキャンセルはできますか?
会社と商品ごとに条件が違います。無料キャンセルの期限と、悪天候で中止になったときの扱いを、予約前に商品ページで確認してください。
前払いする前に、当日の海と風をエマに聞いてみませんか
船のツアーは、その日の天気と海況で価値が大きく変わります。マルタ在住のエマ(スウィーイ(Swieqi)に3年在住)は、毎日Instagramのストーリーでマルタの日常を発信していて、DMにも普段は数分で返信しています。予約前・到着前に、行き先の選び方や場所のおすすめを気軽に聞けます。無料で、代理店ではないので予約の代行はしません。
アイキャッチ写真: Sleeka at English Wikipedia / Wikimedia Commons · CC BY-SA 3.0



