「マルタ留学 高校生」を調べている人の多くは、学生本人ではなく保護者です。子どもを一人でマルタに送り出しても安全なのか、そもそも未成年だけで申し込めるのか、費用はいくらかかるのかを知りたいはずです。この記事では2026年9月20日時点で確認できた実在する2校(IH MaltaとMaltalingua)の公式サイトの情報だけをもとに、年齢条件と保護者の同意まわりを具体的に整理します。
学校によって方針が大きく異なります。IH Maltaは12〜16歳を保護者同伴必須とし、17歳のみ学校手配のホストファミリー+保護者同意+学校の承認があれば単独渡航を認める場合があります。一方Maltalingueは13〜17歳のティーンズプログラムを用意し、空港での送迎付きで未成年の単独渡航にも対応しています(要問合せ)。「高校生だから一律にこう」ではなく、学校ごとに条件を確認する必要があります。
未成年単独での登録・渡航はできるか
結論から言うと、学校によって答えが真逆になります。IH Malta(International House Malta)の公式サイトでは、「12〜16歳は保護者または法定後見人と一緒に渡航・滞在しなければならない」と明記されています。17歳のみ、IH Maltaが手配するホストファミリー・保護者の同意・学校の承認がそろえば単独渡航が認められる場合があるとされていますが、これはあくまで例外的な扱いです(2026年9月20日時点のIH Malta公式サイトより)。
一方でMaltalingua(セント・ポールズ・ベイのジュニアキャンパス)は13〜17歳向けの「Teens」プログラムを用意しており、未成年の単独渡航についても「予約時にサポート付きフライトのオプションについてお問い合わせください」と案内しています。つまり、この学校では保護者が同伴しない渡航にも対応する仕組みがあることになります(同じく2026年9月20日時点の公式サイトより)。学校を選ぶ段階で、この方針の違いを最初に確認することが何より重要です。
保護者同意・書類まわり
IH Maltaでは、ホストファミリー滞在となる未成年者について「保護者または法定後見人が保護者同意書に署名し、24時間対応可能な緊急連絡先を提供すること」が求められています。12〜16歳の場合はそもそも保護者・後見人が同伴して自分たちで宿泊先を手配する前提になっているため、この同意書の話は主に17歳の例外ケースに関わるものです。学校によって書式や必要書類は異なるため、候補校に直接確認してください。
ジュニア専用寮と一般寮の違い
Maltalinguaでは、8〜12歳の「Kids」と13〜17歳の「Teens」を別クラス・別グループで運営しています。公式サイトによると、Kidsグループは「より手厚い見守りと、早めの門限」が設定されている一方、Teensグループは「週に自由な午後1回・自由な夜1回・自由な日曜日1回を含む、構造化された見守りの中でのより大きな自由度」と説明されています。つまりティーンズには明確な門限時刻は公表されておらず、監督の枠組みの中で行動の自由度が広がる設計です。学生寮とホームステイの一般的な違いは学生寮とホームステイの比較記事も参考にしてください。
夏キャンプ vs 通年コース
高校生の場合、日本の夏休みに合わせた短期の「サマーキャンプ」型が現実的な選択肢になります。Maltalinguaのジュニアサマースクールは7〜8月に運営され、授業と生活のすべてがセット(食事・アクティビティ・24時間体制の見守り)になったパッケージが基本です。通年で在籍する一般の語学学校コースは主に大人向けに設計されているため、高校生が長期で通う場合はIH Maltaのように保護者同伴が前提になるケースが多い点に注意してください。渡航時期を選ぶ際の季節ごとの特徴はマルタのベストシーズンの記事でも扱っています。

費用:キャンプパッケージに含まれるもの
Maltalinguaの公式料金表(2026年9月20日時点、サマー料金)によると、授業のみの「Junior English Course(20レッスン)」は1週間334ユーロ・2週間632ユーロです。宿泊込みのパッケージでは、ホームステイ+コースが1週間1,000ユーロ・2週間1,906ユーロ、標準の学生寮(Standard Residence)+コースが1週間1,035ユーロ・2週間1,976ユーロとなっています。2026年9月18日のECBレート(1EUR=180.94円)で換算すると、2週間のホームステイ+コースは約34万4,900円、標準寮+コースは約35万7,500円が目安です。この金額には食事・アクティビティ・空港送迎が含まれています(公式サイトに記載の内容)。IH Maltaは公式サイト上で価格を公開しておらず「要問合せ」となっているため、この記事では金額を示しません。
| プラン(Maltalingua、2週間) | ユーロ | 円換算 |
|---|---|---|
| Junior English Course(授業のみ、20レッスン) | 632EUR | 約11万4,400円 |
| English Course+Homestay | 1,906EUR | 約34万4,900円 |
| English Course+Standard Residence | 1,976EUR | 約35万7,500円 |
費用の全体像や他コースとの比較はマルタ留学の完全ガイド、学校ごとの特徴は語学学校の比較記事も参考にしてください。中学生(12〜15歳)のジュニアコースはマルタ 中学生 留学のジュニアコースで別にまとめています。
空港ピックアップ・引率の規定
Maltalinguaでは、学生寮またはホームステイを予約すると往復の空港送迎が標準で含まれ、スタッフが空港で出迎えて宿泊先まで付き添うと案内されています。未成年の単独渡航については、予約時に「サポート付きフライト」のオプションを問い合わせるよう案内されており、保護者は24時間対応の引率チームの連絡先を到着時に受け取れるとされています。保護者との連絡手段や送迎の有無は学校によって差が大きいため、契約前に必ず書面で確認することをおすすめします。

ここまで読んで、「うちの子の年齢と性格なら、どちらのタイプの学校が合うだろうか」と迷う保護者は多いと思います。マルタ在住3年目のエマ(Instagram @jecrs687)は、ビザや契約についての相談はできませんが、街の雰囲気や学校周辺エリアの様子を日々発信しているので、渡航前にDMで聞いてみるのも一つの選択肢です。留学エージェントではないので、勧誘や紹介料は一切ありません。
学校を選ぶ基準:認可の有無から
マルタの語学学校はELT Council(マルタの語学学校認可機関)による認可を受けている必要があります。この記事で紹介したIH Malta、Maltaliguaはいずれも認可校ですが、認可されているかどうかは学校の質やジュニアプログラムの手厚さを保証するものではなく、あくまで「合法に運営されている学校の名簿」である点は理解しておいてください。学校選びの基準を広く知りたい場合は語学学校の比較記事を参考にしてください。
保護者が事前に聞いておきたい質問
- この年齢は保護者同伴が必須か、それとも単独渡航が可能か
- 単独渡航が可能な場合、必要な同意書・書類は何か
- 宿泊はホストファミリーか、ジュニア専用の学生寮か
- ティーンズグループにも門限や見守り体制はあるか、その内容は
- 空港からの送迎はパッケージに含まれているか、追加料金はいくらか
- 緊急時に保護者へ連絡が来る体制になっているか、24時間対応か
- 料金にアクティビティ・食事は含まれているか、追加費用はあるか
- 保険への加入は必須か、学校側で用意されるか
- 体調不良やケガの際の対応フローはどうなっているか
- 子ども自身がスマートフォンを使える時間帯は決まっているか
主な出典
- IH Malta「Young Learners Programmes」
- Maltalingua「Junior Summer School」
- Maltalingua「Junior Prices」
- 欧州中央銀行(ECB)ユーロ参照為替レート(2026年9月18日付)
最終確認: 2026-09-20
よくある質問
高校生のマルタ留学の費用はいくらですか?
Maltalinguaのジュニアサマースクールの場合、2週間のホームステイ+コースで約34万4,900円、標準寮+コースで約35万7,500円が目安です(2026年9月18日のECBレート、1EUR=180.94円)。IH Maltaは価格を公開しておらず、個別の問い合わせが必要です。
16歳でも一人で行けますか?
学校によります。IH Maltaでは12〜16歳は保護者・法定後見人の同伴が必須とされています。一方Maltalinguaは13〜17歳のティーンズプログラムで未成年の単独渡航にも対応しており、予約時にサポート付きフライトを相談できます。
ガーディアン(後見人)は必要ですか?
IH Maltaでは17歳の単独渡航の例外ケースについて、保護者または法定後見人による同意書への署名と24時間対応の緊急連絡先の提供が求められています。学校ごとに書式や条件が異なるため、候補校に直接確認してください。
夏休みだけの留学はできますか?
できます。Maltalinguaのジュニアサマースクールのように、7〜8月の夏季限定で運営されているプログラムがあり、日本の夏休みに合わせやすい設計になっています。
保護者の同意書はどのように用意しますか?
学校指定の様式がある場合が多く、申込み時または渡航前に学校から送られてきます。書式や必要事項は学校ごとに異なるため、早めに候補校へ問い合わせて余裕を持って準備してください。
現地の雰囲気が気になったらエマにも聞いてみませんか
マルタ在住3年目のエマは、街の雰囲気や学校周辺エリアの様子を日々発信している現地の友達のような存在です。ビザや契約についての相談はできませんが、DMは普段数分以内に返信があります。留学エージェントではないので、無理な勧誘や手数料は一切ありません。
写真(トップ): Txllxt TxllxT / Wikimedia Commons · CC BY-SA 4.0



