マルタ 語学学校 マンツーマンで検索する人の多くは、グループレッスンだけでは伸び悩みを感じているか、ビジネス英語や発音矯正など目的がはっきりしているケースです。マンツーマン(1対1)レッスンは料金が跳ね上がる分、内容も学校ごとの考え方も大きく異なります。この記事では、料金の考え方、グループとの組み合わせ方、費用対効果が合うケースと合わないケースを、2026年9月時点で学校が公開している情報だけを根拠に整理します。
マンツーマンの料金を公式サイトで公開しているのはMaltalingua(週20コマ€1,100=約19万9,000円、週30コマ€1,650=約29万9,000円、1EUR=180.94円・2026年9月18日ECB参考レート換算)です。inlinguaとNSTSは「General English One to One」「One-on-One」というコース自体はありますが、料金は個別見積り制。Atlasは公開ページに1:1料金の記載がありません。学校ごとに情報の粒度が違うため、複数校をまとめて「マンツーマン相場」として語ることはできません。
マンツーマンは何が違うのか
グループレッスンは1クラス8〜12人程度が一般的で、講師は生徒全員のペースを見ながら進めます。マンツーマン(1:1)はカリキュラムを個人の弱点・目的に合わせて組み替えられる点が最大の違いです。ビジネス英語のプレゼン練習、特定の試験対策、発音の癖の矯正など、グループでは扱いきれないテーマに時間を使えます。一方で「他の生徒との会話練習」がなくなるため、雑談力や聞き取りの幅を広げたい人にはグループのほうが向く場面もあります。
料金の考え方 — 1レッスン単価と組み合わせ
マンツーマンの料金公開状況は学校によって大きく異なります。同じ条件で比較できるのは、公式サイトに週単価を明記しているMaltalinguaだけです。
| 学校 | 1レッスン単価の目安 | 最小購入数の目安 | 出典・確認日 |
|---|---|---|---|
| Maltalingua | 週20コマ€1,100(約19万9,000円)=1コマ約€55、週30コマ€1,650(約29万9,000円)=1コマ約€55 | 週単位(20または30コマ) | 公式サイト、2026年9月21日確認 |
| inlingua | 非公開(見積り制) | 非公開 | 公式サイトにコース名の記載のみ、2026年9月21日確認 |
| NSTS | 非公開(見積り制、週15〜40コマから選択可) | 非公開 | 公式サイト、2026年9月21日確認 |
| Atlas | 公開ページに1:1料金の記載なし | 不明 | 公式サイト、2026年9月21日確認 |
EF・Sprachcaffeも統一料金表を公開していないため、この記事の比較には含めていません。円換算は1EUR=180.94円(2026年9月18日ECB参考レート)を使用し、100円単位で四捨五入しています。
Maltalinguaの料金表では、グループコース(週20コマ)に追加コマを足す形の価格設定もあります。追加5コマで週€275(約5万円)、追加10コマで週€550(約10万円)です。フルの1:1(週20コマ)に切り替えるより、グループを軸に必要な分だけ1:1を足すほうが総額を抑えやすい設計になっています。inlinguaとNSTSは「見積りフォームから問い合わせる」方式のため、複数校に同じ条件(週数・レッスン数・時期)で見積りを依頼し、金額を横並びで比較するのが唯一の実務的な確認方法です。
グループ+マンツーマンの組み合わせ例
「フルの1:1」ではなく「グループ+少しの1:1」を選ぶ人が多いのは、費用を抑えながら弱点だけを補強できるためです。Maltalinguaの公開料金をもとに、週あたりの総額を並べると次のようになります。
| 組み合わせ | 内容 | 週あたり総額の目安 |
|---|---|---|
| グループのみ | 週20コマのグループレッスン | €234(1週コース、約4万2,000円) |
| グループ+1:1 5コマ | グループ20コマ+追加1:1を5コマ | グループ料金+€275(約5万円) |
| グループ+1:1 10コマ | グループ20コマ+追加1:1を10コマ | グループ料金+€550(約10万円) |
| フル1:1(週20コマ) | すべて個別レッスン | €1,100(約19万9,000円) |
フル1:1はグループのみの4倍以上の費用になる計算です。「弱点補強に集中したい期間だけ1:1を足す」という使い方のほうが、多くの人にとって費用対効果が高くなります。

どんな目的なら費用対効果が合うか
- 特定の試験対策(IELTS・TOEFLなど):グループでは扱いきれない個人の弱点(ライティングの型、スピーキングの言い淀みなど)をピンポイントで潰せます。
- ビジネス英語の実務準備:自分の業界・職種に合わせた語彙やプレゼン練習ができます。inlinguaやNSTSのようにビジネス英語コースを持つ学校では、1:1オプションとの相性が良いとされています。
- 発音・特定の癖の矯正:講師がマンツーマンで発音のクセを継続的に指摘してくれる点は、グループでは得にくいメリットです。
- 渡航期間が短く、目的が一点に絞られている人:1〜2週間しか時間がない場合、グループの雑談時間より1:1で密度を上げたほうが成果を感じやすいこともあります。
合わないケース
逆に、雑談力や多国籍のクラスメートとの会話量を増やしたい人には、フル1:1は向きません。1:1では「聞き役」が講師だけになるため、実際の会話のテンポやスラング、聞き取りの幅を広げる機会がグループより少なくなります。また、フル1:1は費用が高いため、予算内で滞在期間を短くするよりも、グループ中心で長く滞在するほうが総合的な英語力の伸びにつながるケースも多く見られます。予算と目的のどちらを優先するかを渡航前に決めておくことが重要です。
予約・キャンセル規定
Maltalinguaの一般利用規約では、4週間を超えるコースは申込み後7日以内に20%のデポジットが必要で、このデポジットは返金不可と明記されています。渡航前のキャンセルには、渡航28日超前で20%、15〜27日前で35%、8〜14日前で50%、3〜7日前で65%、1〜2日前で80%、無連絡の場合は100%のキャンセル料が段階的に発生します(2026年9月21日確認)。1:1を追加購入する場合も同じ利用規約が適用されるとみられますが、追加分のみのキャンセル規定は個別に確認してください。inlingua・NSTSは見積り依頼時に条件が提示されるため、契約前に書面でキャンセル規定を確認することをおすすめします。
講師の指名はできるか
2026年9月時点で、Maltalingua・inlingua・NSTSのいずれも「特定講師の指名が可能」とは公式に明記していません。NSTSの1:1ページには「事前に週15〜40コマの範囲でレッスン数を選べる」という記載はありますが、講師の指名制度については触れられていません。講師との相性は継続受講する上で重要な要素になるため、初回レッスン後に講師変更を依頼できるかどうかを、契約前に学校へ直接確認しておくと安心です。
申し込み前に確認する5項目
- 1レッスンあたりの単価と、最小購入コマ数(週単位か、コマ単位か)
- グループとの組み合わせが可能か、その場合の追加料金体系
- キャンセル・返金規定(特にデポジットの返金可否)
- 講師変更の可否と、初回レッスン後のフィードバック方法
- ハイシーズン(6〜8月)の追加料金の有無と金額
見積りを取り寄せる際は、複数校に同じ条件(週数・目的・希望コマ数)を伝えて横並びで比較すると、公開情報だけでは見えない実質的な価格差が分かります。学校選び全体の基準はマルタ語学学校 おすすめ・比較2026で、政府認可校の一覧はマルタ語学学校一覧2026|政府認可33校で確認できます。

マンツーマンの費用は滞在費とは別枠になるため、費用全体の内訳はマルタ留学 費用|1ヶ月の相場と期間別費用表で、日本人比率を含めた学校ごとの傾向はマルタ 語学学校 日本人比率まとめ2026で確認してください。滞在先を学生寮にするかホームステイにするかで、1日の学習動線も変わります。詳しくはマルタ留学 学生寮とホームステイの比較2026にまとめています。
主な出典
- Maltalingua公式 料金ページ(2026年9月21日確認)
- Maltalingua公式 利用規約(2026年9月21日確認)
- inlingua Malta公式 料金ページ(2026年9月21日確認)
- NSTS公式 One-on-Oneページ(2026年9月21日確認)
- Atlas Language School公式 料金ページ(2026年9月21日確認)
- ELT Council 認可校リスト(2026年7月更新)
最終確認: 2026年9月21日
よくある質問
マンツーマンの料金はいくらですか?
公式に週単価を公開しているのはMaltalinguaで、週20コマ€1,100(約19万9,000円)、週30コマ€1,650(約29万9,000円、1EUR=180.94円換算、2026年9月18日ECB参考レート)です。inlinguaやNSTSは個別見積り制のため、複数校に同条件で見積りを依頼して比較する必要があります。
グループとどっちがいいですか?
目的次第です。試験対策や発音矯正などピンポイントの弱点補強にはマンツーマンが向きますが、雑談力や多国籍の会話量を増やしたいならグループのほうが向いています。グループに数コマだけ1:1を追加する組み合わせも人気です。
何レッスンから頼めますか?
Maltalinguaはグループコースに追加5コマ・10コマ単位で購入できます。NSTSは週15〜40コマの範囲で選択でき、グループ講座に2〜10コマを追加購入することも可能です。inlinguaとAtlasは公開ページに最小購入数の記載がありません。
講師は選べますか?
2026年9月時点で、講師の指名が可能と公式に明記している学校はありません。相性が合わない場合の講師変更が可能かどうかは、契約前に学校へ直接確認することをおすすめします。
キャンセルはできますか?
Maltalinguaの場合、渡航28日超前なら20%、直前・無連絡になるほどキャンセル料の割合が上がり、無連絡(no show)は全額です。4週間超のコースに必要な20%デポジットは返金不可と明記されています。他校は見積り時に個別の条件が提示されます。
マンツーマンで効果はありますか?
目的が明確な場合は効果を感じやすい傾向があります。ただし学校側が特定のレベルアップを保証しているわけではなく、成果は本人の取り組み方にも左右されます。過度な期待をせず、目的に合わせた使い方を選ぶことが重要です。
1:1に週20万円近く払う価値があるか、迷ったらエマに聞いてみる
マンツーマンを追加するかどうかは、公式サイトの料金表だけでは判断しづらい部分もあります。スウィーイに3年住み、英語ゼロからスタートして今はフルエントになったエマ(Emma)なら、自分の目的を伝えれば率直な感想を数分以内に返してくれます。学校や講師の紹介料は一切受け取っていません。
アイキャッチ写真: Txllxt TxllxT / Wikimedia Commons · CC BY-SA 4.0



