マルタ 乗り継ぎで検索する人の多くが直面する事実は、日本からマルタへの直行便が存在しないということです。イスタンブール、ドバイ、ドーハ、ローマ・ミラノなどヨーロッパの主要都市を経由するのが基本ルートになります。この記事では、Malta International Airport公式サイトで2026年9月20日に確認できた「実際にマルタへ就航している航空会社」をもとに、経由地ごとの特徴と選び方を整理しました。具体的な便数・時刻表・運賃は各社の予約サイトで変動するため、この記事では金額や所要時間の断定的な数字は載せていません。
マルタへはトルコ航空(イスタンブール経由)、カタール航空(ドーハ経由)、エミレーツ航空(ドバイ経由)、ルフトハンザ(フランクフルト・ミュンヘン経由)、ITAエアウェイズ(ローマ経由)などが就航しています(2026年9月20日、Malta International Airport公式サイトで確認)。乗り継ぎ1回で行けるルートを選ぶなら中東・トルコ系の経由が候補になり、欧州都市経由はLCCとの組み合わせで別切りになりやすい点に注意が必要です。
経由地の比較表
| 経由地 | 就航が確認できた航空会社 | 乗り継ぎ回数 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| イスタンブール | トルコ航空 | 1回 | 巨大ハブ空港のため乗り継ぎ動線が長くなりがち |
| ドーハ | カタール航空 | 1回 | 深夜・早朝着になりやすい |
| ドバイ | エミレーツ航空 | 1回 | 同上、乗り継ぎ待ち時間が長くなる便もある |
| フランクフルト/ミュンヘン | ルフトハンザ | 1回 | 同一航空会社なら荷物のスルーチェックインが期待しやすい |
| ローマ | ITAエアウェイズ | 1回 | ヨーロッパ内格安航空会社との別切りは荷物に注意 |
上記はMalta International Airport公式サイトの就航航空会社一覧をもとにした経由地の例です。実際の便数・直行区間の有無はシーズンによって変わるため、各社の予約サイトで最新のルートを確認してください。
イスタンブール経由
トルコ航空はMalta International Airport公式サイトの就航航空会社一覧に掲載されており、イスタンブール経由でマルタへアクセスできます。イスタンブール空港は巨大なハブ空港で、ターミナル内の移動距離が長くなりやすいのが特徴です。乗り継ぎ時間に余裕を持たせておくと安心です。正確な便数や時刻は今回確認できなかったため、予約時に航空会社の公式サイトで最新のスケジュールを確認してください。
イスタンブール経由は日本発の選択肢の中でも比較的検討されることが多いルートですが、乗り継ぎ1回で完結するかどうかは購入するチケットや時期によって変わります。同じ航空会社の連続する便であれば、空港内の移動だけで済むことが多い一方、混雑期は保安検査の列が長くなることもあるため、余裕を持ったスケジュールを組んでおくと安心です。

ドバイ/ドーハ経由
エミレーツ航空(ドバイ経由)、カタール航空(ドーハ経由)もMalta International Airport公式サイトの就航一覧に含まれています。中東経由は深夜・早朝の到着になりやすい傾向があるとされ、マルタ側の到着時刻によっては、空港から宿泊先までの移動手段を事前に考えておく必要があります。この点は後述の「マルタ到着が深夜になったとき」で詳しく触れます。中東系のキャリアは大型機材で快適という声もありますが、乗り継ぎ待ち時間そのものが長く設定されている便もあるため、トータルの所要時間で比較することをおすすめします。
ローマ・ミラノなど欧州経由
ITAエアウェイズ(ローマ)のようにマルタへ直接就航している欧州の航空会社を使う方法に加え、ヨーロッパの主要空港まで日系・欧州系の航空会社で移動し、そこからマルタまでLCC(格安航空会社)を乗り継ぐという組み方もあります。この場合、最初の区間と欧州区間のチケットが別々に発券される「別切り」になることが多く、荷物の預け入れも通しでは行われないのが一般的です。乗り継ぎ空港でいったん荷物を受け取り、再度チェックインする前提でスケジュールを組む必要があります。

乗り継ぎ時間は何時間あれば安全か
同一航空会社・同一ターミナルでの乗り継ぎと、別会社・別ターミナルへの移動が必要な乗り継ぎとでは、必要な余裕時間が大きく異なります。特にイスタンブールやドバイのような大規模ハブ空港では、保安検査や移動だけでまとまった時間がかかることがあります。具体的な最低乗り継ぎ時間(MCT)は空港・航空会社によって規定が異なるため、航空券を予約する画面や各空港の公式サイトで必ず確認してください。予約サイトが提示する乗り継ぎ時間は、あくまでシステム上の最低基準であり、初めての空港で土地勘がない場合は、規定より長めの余裕を見ておくほうが精神的にも楽です。
荷物のスルーチェックイン
同一航空会社、または提携関係にある航空会社同士の乗り継ぎであれば、出発地で預けた荷物が最終目的地まで通しで届く「スルーチェックイン」が使えることが一般的です。一方、LCCを含む別切りの組み合わせでは、荷物は最初の区間の到着地で受け取り、次の便のために再度預け直す必要があります。どちらの扱いになるかは購入したチケットの種類によって変わるため、予約時に航空会社へ確認するか、予約サイトの案内を確認するのが確実です。荷物を受け取って再度預け直す場合は、乗り継ぎ時間にその分の余裕も加えて計算しておくと、慌てずに済みます。
渡航先の治安・安全情報は、経由国も含めて外務省海外安全ホームページで事前に確認しておくと安心です。特に経由地での乗り継ぎ待ちが長くなる場合、空港の外に出て観光する予定があるなら、その国の最新情報も見ておく価値があります。
マルタ到着が深夜になったとき
経由地によっては、マルタへの到着が深夜近くになる便もあります。日中であれば空港からスリーマやセントジュリアン方面へはマルタへの行き方ガイドで紹介しているようなバスやタクシーが使えますが、深夜になるとバスの本数が大きく減ります。到着時刻が遅くなりそうな場合は、事前に配車サービスやホテルの送迎手配を確認しておくと安心です。
ヨーロッパ周遊に組み込む場合
マルタをイタリアなどヨーロッパ周遊の一部に組み込む場合、ローマやミラノなど直行便のある都市からマルタへ飛ぶルートが比較的シンプルです。日本からの長距離区間とヨーロッパ域内の短距離区間を分けて考えると、荷物の扱いやチェックインのタイミングも整理しやすくなります。周遊全体のルート順を決める際は、マルタでの滞在日数の目安をマルタ観光モデルコースで、季節ごとの気候はマルタの月別気温と服装で確認しながら組み立てると、無理のない周遊プランになります。
経由地を選ぶときのチェックリスト
- 乗り継ぎ回数は1回で足りるか、それとも2回以上必要か
- 同一航空会社・同一ターミナルでの乗り継ぎか、それとも会社や区間をまたぐか
- マルタへの到着時刻が深夜・早朝にならないか(なる場合は空港からの移動手段を事前に確認)
- 荷物のスルーチェックインができるチケットか、それとも別切りで再チェックインが必要か
- 経由地の乗り継ぎ待ち時間は、初めての空港でも無理のない長さか
すべてを完璧に満たすルートは少ないため、自分がどの項目を優先するか(時間か、価格か、乗り継ぎの分かりやすさか)を先に決めておくと、航空券選びで迷いにくくなります。
旅行全体の流れはマルタ旅行 完全ガイドを、費用の目安はマルタ旅行の費用ガイドを、訪問時期の選び方はマルタ旅行のベストシーズンを参考にしてください。ゴゾ島まで足を延ばす予定がある人はゴゾ島 観光ガイドもあわせてご覧ください。マルタ到着後の見どころはマルタ観光スポット15選にまとめています。
スウィーイ(Swieqi)に3年住むエマ(Emma, @jecrs687)は、日々のマルタの様子をインスタグラムのストーリーズで発信しています。空港からの送迎代行はできませんが、到着後の移動時間に不安があるときは、DMで相談してみるのもひとつの方法です。
主な出典
- Malta International Airport 公式サイト(就航航空会社一覧) — maltairport.com
- KM Malta Airlines 公式サイト — kmmalta.com
- Malta Public Transport 公式サイト(空港からの移動) — publictransport.com.mt
最終確認: 2026-09-20
よくある質問
日本からマルタへの直行便はありますか?
直行便はありません。イスタンブール、ドーハ、ドバイ、ローマなどヨーロッパや中東の都市を経由するのが一般的です。
乗り継ぎは何時間あれば安全ですか?
空港や航空会社によって最低乗り継ぎ時間の規定が異なります。大規模なハブ空港では余裕を多めに見ておき、予約時に規定時間を確認することをおすすめします。
ドバイ経由とイスタンブール経由、どちらが楽ですか?
どちらも大規模なハブ空港で、単純な優劣はつけにくいです。到着時刻や乗り継ぎ時間、価格を比較して選ぶのが現実的です。
LCCの別切りは危険ですか?
危険というより注意が必要という意味合いが近いです。荷物のスルーチェックインができないため、乗り継ぎ地でいったん荷物を受け取り、再チェックインする前提で時間に余裕を持たせてください。
深夜着でもマルタ市内へ移動できますか?
深夜はバスの本数が大きく減ります。配車サービスやホテルの送迎手配を事前に確認しておくと安心です。
深夜到着で不安なときは
経由地選びや到着後の移動に不安があるときは、実際にマルタに住むエマ(Emma)に相談してみるのもひとつの方法です。DMには普段数分以内に返信しているそうです。
写真(トップ): Savh / Wikimedia Commons · CC BY-SA 3.0



