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マルタ ダイビング2026|シーズンと費用

· マルタJP編集部

「マルタ ダイビング」で検索している人の多くは、透明度の高い海で有名なマルタで、体験ダイビング1本だけにするか、ライセンス(オープンウォーター)コースまで取るかを迷っている段階だと思う。マルタ・ゴゾ・コミノの3島は、石灰岩の海底が生む抜群の視界と、いくつもの沈船ポイントを併せ持つヨーロッパ屈指のダイビングエリアで、初心者からテクニカルダイバーまで受け入れる体制が整っている。この記事では、ベストシーズン、体験ダイビングとライセンスコースの違い、代表的なスポット、ショップ選びのコツ、費用感までを実際にショップのサイトを確認した情報でまとめた。

クイックアンサー

マルタのダイビングは水温が安定する6〜10月がベストシーズンで、特に9月は水温25℃前後かつ視界も良い。体験ダイビングはMaltaqua・Dive Systems Maltaともに1人85ユーロから、ライセンス取得(オープンウォーター)はMaltaquaのPADI Open Water Diver Courseが495ユーロから、Dive Systems MaltaのSSI Open Water Diverが510〜600ユーロが目安(いずれも公式サイト掲載、2026年9月21日確認)。ゴゾ島のブルーホールや本島のUm El Faroud沈船が代表的スポット。ショップは本島のセントポールズベイとスリーマに集中しており、日本語対応の有無は各ショップの公式サイトで個別に確認する必要がある。

マルタがダイビングで有名な理由

マルタ・ゴゾ・コミノの周辺は石灰岩質の海底が広がり、砂質の海に比べて水が濁りにくいため視界が良好になりやすい。加えて、戦時中や退役後に沈められた船が複数残っており、Um El Faroudのような大型タンカーの沈船をレクリエーションダイバーが潜れる形で楽しめるのも特徴だ。ゴゾ島にはブルーホールのような自然の縦穴地形もあり、洞窟や自然のトンネルを抜けるダイブができる。本島・ゴゾ島・コミノ島のどこからでも比較的近い距離にダイブポイントが点在しているため、拠点を1か所に決めても複数のスポットに日帰りでアクセスしやすい。

シーズン — 何月がベストか

マルタの海はヨーロッパの中でも水温の年較差が大きい方で、Wikipedia「Climate of Malta」に掲載されている数値では、5月は17.5℃とまだ肌寒いが、夏に向けて上昇し、8月に25.8℃でピークを迎える。9月も25.2℃とほぼ横ばいで、水温だけを見ればハイシーズンの延長として潜りやすい。10月は23.2℃、11月は20.6℃と徐々に下がっていく。一方で降水量を見ると、7月はほぼ雨が降らないのに対し、9月は67.4mm、10月は77.2mm、11月は108.6mmと秋が近づくほど増えていく(同じくWikipedia「Climate of Malta」に掲載のBalzan観測地点1985〜2017年平均)。水温だけを基準にするなら6〜10月、天候の安定も含めて考えるなら6〜9月上旬が現実的な狙い目になる。

月 海水温(目安) 降水量(Balzan平均) この時期の特徴
5月 17.5℃ 9.2mm まだ肌寒いがシーズン開始
6月 21.1℃ 5.4mm 水温が上がり始め観光客も増加
7月 24.1℃ 0.2mm ほぼ降雨なし、混雑期
8月 25.8℃(年間ピーク) 6.0mm 最も暖かいが最混雑
9月 25.2℃ 67.4mm 水温は高いまま混雑がやや落ち着く
10月 23.2℃ 77.2mm まだ潜れるが雨の日が増える
11月 20.6℃ 108.6mm 上級者・ドライスーツ向けの時期に

出典: Wikipedia「Climate of Malta」(英語版、2026年9月21日確認)。数値は同記事内に掲載されているものをそのまま引用している。

初心者向け「体験ダイビング」とは

ライセンスを持っていなくても、インストラクターが1対1、または少人数で付き添う形で浅い海に潜る「体験ダイビング(Discover Scuba/Try Dive)」に参加できる。本島セントポールズベイのMaltaquaは基本メニュー「Discover Scuba Diving」を1人85ユーロから(約1万5,400円)、スリーマのDive Systems Maltaは同じく基本メニュー「SSI Try Scuba」を1人85ユーロから(約1万5,400円)で公式サイトに掲載しており(いずれも公式サイト掲載、2026年9月21日確認)、どちらも所要2〜3時間程度、器材レンタルと簡単な講習を含む内容だ。Maltaquaにはさらに長く潜れる上位メニュー「Discover Scuba Diving with extra dive」もあり、こちらは1人150ユーロから(約2万7,100円、2026年9月21日確認)。浅い水深での基本体験で十分か、追加ダイブ付きの少し本格的な内容にするかで選ぶとよい。金額はキャンペーンや時期によって変わることがあるため、申込み前に公式サイトで最新の金額を直接確認してほしい。「とりあえず一度マルタの海の中を見てみたい」という人には基本メニューで十分な内容だ。

ライセンス(オープンウォーター)コース

本格的に潜り続けたいなら、PADIまたはSSIのオープンウォーターコースを取るのが次のステップになる。Maltaquaの「PADI Open Water Diver Course」(3日間)は1人495ユーロから(約8万9,600円)、Dive Systems Maltaの「SSI Open Water Diver」は1人510〜600ユーロ(約9万2,300〜10万8,600円)が公式サイトの表示価格だ(いずれも公式サイト掲載、2026年9月21日確認)。どちらも学科講習・プール(または限定水域)講習・海洋実習の3段階で構成されるのが一般的。Dive Systems Maltaにはこれより浅い水深までの下位資格「SSI Basic Diver」もあり、通常価格1人135ユーロ(約2万4,400円)、2人1組の特別料金では220ユーロ(約3万9,800円、1人あたり約110ユーロ)で案内されている(2026年9月21日確認)。また、Maltaquaは7泊の滞在込みで「PADI 3日間オープンウォーターコース」が受けられる「Learn to Dive Holiday Package」を1人665ユーロから(約12万300円)用意しており、旅程全体をまとめて予約したい人向けの別メニューになっている。日程や料金の組み方はショップごとに違うので、申込み前に必ず公式サイトで最新のスケジュールと金額を確認してほしい。

コース 目安日数 対象 料金の目安(2026年9月21日確認)
体験ダイビング(基本) 2〜3時間 ライセンス不要・未経験者 Maltaqua「Discover Scuba Diving」85ユーロから/Dive Systems Malta「SSI Try Scuba」85ユーロから
体験ダイビング(追加ダイブ付き) 半日程度 もう少し潜りたい人 Maltaqua「Discover Scuba Diving with extra dive」150ユーロから
オープンウォーター(正規ライセンス) 3日前後 継続して潜りたい人 Maltaqua「PADI Open Water Diver Course」495ユーロから/Dive Systems Malta「SSI Open Water Diver」510〜600ユーロ
下位ライセンス(SSI Basic Diver) 2日程度 浅い水深でよい人 Dive Systems Malta 135ユーロ(2人1組220ユーロの特別料金あり)
7泊滞在込みパッケージ 7泊 旅程をまとめたい人 Maltaqua「Learn to Dive Holiday Package」665ユーロから
ガイド付きファンダイブ(1本) 半日程度 ライセンス保持者 Dive Systems Malta 65〜75ユーロ

上記の料金は2026年9月21日にMaltaqua(maltaqua.com)とDive Systems Malta(divesystemsmalta.com)の公式サイトで確認した金額。時期・キャンペーンによって変わるため、申込み前に各ショップの公式サイトで最新の料金を直接確認してほしい。

代表的なダイビングスポット

本島側の代表格が、ウィード・イッズ・ズリエク(Wied iz-Żurrieq)沖に沈むUm El Faroudの沈船だ。もとは大型タンカーで、Dive Systems Maltaのサイトでもレクリエーションダイバー向けの目玉スポットとして紹介されている。同社はこのほかにもĊirkewwa Marine Park、コミノ島沖のP-31沈船、TUG2沈船などをダイブサイトとして扱っている。ゴゾ島側では、崖に囲まれた自然の縦穴「ブルーホール」が象徴的なスポットで、崖の上から見下ろすと海の青さがはっきり分かる。ブルーホールから潜ると、水中トンネルを抜けて外洋側に出るコースを取ることもできる。ゴゾ島観光と組み合わせるなら「ゴゾ島 観光を1泊2日で満喫する完全ガイド」も参考にしてほしい。

ウィード・イッズ・ズリエクのUm El Faroud沈船で泳ぐダイバーたち
写真: Terry Caselli / Wikimedia Commons · CC BY-SA 4.0

コミノ島はブルーラグーンのイメージが強いが、島の周囲にも複数のダイブポイントがあり、本島やゴゾ島から日帰りでアクセスするダイバーも多い。どのスポットも、当日の海況(風向き・うねり)によってはボートが出せないこともあるため、代替日程を持って計画するのが安心だ。

崖の上から見たゴゾ島のブルーホール
写真: Kritzolina / Wikimedia Commons · CC BY-SA 4.0

スノーケリング・フリーダイビングだけでも楽しめる

器材やライセンスのハードルを避けたいなら、シュノーケリングだけでもマルタの海の透明度は十分に楽しめる。ブルーホールやセントピーターズプールのような岩場は、水面からでも魚影や地形がよく見えるポイントが多い。フリーダイビングのコースを扱うショップもあるが、スクーバダイビングに比べると情報量が少ないため、興味がある場合はショップの公式サイトでコース内容を個別に確認するのが確実だ。マルタのビーチ全般については「マルタ旅行のベストシーズンガイド」で季節ごとの海の状況もあわせて紹介している。

ショップの選び方

ダイビングショップは本島のセントポールズベイ、スリーマ、ゴゾ島のマルサルフォルンなどに集まっている。選ぶ際にまず確認したいのは、①インストラクターの認定団体(PADIかSSIか)、②1グループの人数、③保険の有無、④宿泊先からの送迎があるかどうかの4点だ。「マルタ ダイビング 日本人スタッフ」と検索する人も多いが、日本語対応の有無は年によってスタッフの入れ替わりがあるため、この記事の時点で「どのショップに日本人スタッフがいる」と断定することはできない。申込み前に各ショップの公式サイトのスタッフ紹介ページを開くか、メールで直接「日本語対応は可能か」を問い合わせるのが確実な確認方法だ。

ゴゾ島マルサルフォルンにあるダイビングセンターの一つ
写真: Wusel007 / Wikimedia Commons · CC BY-SA 3.0

費用感と予約のタイミング

費用は「体験1回だけ」か「ライセンス取得までやるか」で大きく変わる。公式サイトの表示価格をまとめると、体験ダイビング(基本)はMaltaqua・Dive Systems Maltaともに1人85ユーロから、オープンウォーターのライセンス取得はMaltaquaが495ユーロから、Dive Systems Maltaが510〜600ユーロ(いずれも公式サイト掲載、2026年9月21日確認。1ユーロ=180.94円・2026年9月18日ECB参考レート換算)。これに加えて、Maltaquaには追加ダイブ付きの体験メニュー(150ユーロから)や7泊滞在込みのライセンス取得パッケージ(665ユーロから)、Dive Systems Maltaにはより浅い水深までの下位資格「SSI Basic Diver」(135ユーロ、2人1組220ユーロの特別料金あり)やライセンス保持者向けのガイド付きファンダイブ(1本65〜75ユーロ)といった別メニューもある。ただしショップ・キャンペーン・時期によって変動するため、申込み前に各ショップの公式サイトで最新の料金を直接確認するのが一番確実だ。マルタ旅行全体の予算感は「マルタ旅行の費用ガイド」でも紹介しているので、ダイビング代を組み込む前提で総額を見積もる際の参考にしてほしい。予約は、真夏のピーク時期(7〜8月)はグループレッスンの枠が埋まりやすいため、最低でも渡航の1〜2か月前には希望日を伝えて空き状況を確認しておくと安心だ。オープンウォーターコースは学科部分を現地に行く前にオンラインで済ませられる場合もあるので、その点もショップに事前に確認しておくと現地での滞在日数を短縮できることがある。

「体験だけで満足できるか、それとも思い切ってライセンスまで取るか」は、残りの旅程や予算との兼ね合いで決まる部分が大きい。マルタ在住のエマ(Instagram @jecrs687)は毎日ストーリーズでマルタの様子を発信していて、DMを送るとたいてい数分以内に返信をくれるので、旅程を伝えて相談してみるのも一つの方法だ。ビザや専門的なダイビング指導そのものについてのアドバイスはできないが、現地の雰囲気や動きやすさについては地元目線の意見がもらえる。

マルタ旅行全体のプランニングは「マルタ旅行完全ガイド」や「マルタの月別気温と服装ガイド」も参考にしてほしい。

主な出典

最終確認: 2026-09-21

よくある質問

マルタ ダイビングのベストシーズンはいつ?

Wikipedia「Climate of Malta」の数値では、水温は8月が25.8℃で年間最高、9月も25.2℃とほぼ同水準です。降水量は9月以降に増えるため、天候の安定も含めるなら6〜9月上旬が狙い目です。

マルタのダイビングは費用がいくらかかる?

公式サイトの表示価格では、体験ダイビング(基本)はMaltaqua・Dive Systems Maltaともに1人85ユーロから。オープンウォーターのライセンス取得はMaltaquaが495ユーロから、Dive Systems Maltaが510〜600ユーロです(いずれも2026年9月21日確認)。ほかにMaltaquaの追加ダイブ付き体験(150ユーロから)や7泊パッケージ(665ユーロから)、Dive Systems Maltaの下位資格SSI Basic Diver(135ユーロ、2人1組220ユーロの特別料金)、ガイド付きファンダイブ(1本65〜75ユーロ)といった別メニューもあります。時期やキャンペーンで変わるため、申込み前に公式サイトで最新の金額を確認してください。

日本人スタッフのいるダイビングショップはどう探せばいい?

スタッフ体制は年によって変わるため、この記事の時点で特定のショップを断定することはできません。申込み前に各ショップの公式サイトやメールで「日本語対応は可能か」を直接確認するのが確実です。

初心者でも潜れる?

はい。ライセンスがなくても、インストラクター同行の体験ダイビング(Discover Scuba/Try Dive)に参加できます。MaltaquaとDive Systems Maltaはともに基本メニューを1人85ユーロから公式サイトに掲載しています(2026年9月21日確認)。Maltaquaには追加ダイブ付きの上位メニュー(150ユーロから)もあります。料金はキャンペーンによって変わるため、公式サイトで確認してください。

ライセンスは何日で取れる?

Maltaquaの「PADI Open Water Diver Course」は3日間、495ユーロからです。Dive Systems Maltaの「SSI Open Water Diver」は510〜600ユーロで案内されています(いずれも2026年9月21日確認)。実際の日程・金額はショップやスケジュールによって変わるため、申込み前に公式サイトで確認してください。

ゴゾ島と本島、どちらのダイビングがいい?

本島にはUm El Faroudなどの沈船ダイブ、ゴゾ島にはブルーホールのような地形ダイブがあり、それぞれ違う魅力があります。どちらも日帰りで行き来できる距離なので、滞在日数に余裕があれば両方を組み合わせるのもおすすめです。

予約はいつまでにすればいい?

7〜8月のピーク時期は枠が埋まりやすいため、渡航の1〜2か月前には希望日をショップに伝えて空き状況を確認しておくと安心です。

体験かライセンスか迷ったらエマにDM

マルタ在住のエマ(Instagram @jecrs687)は毎日マルタの様子をストーリーズで発信していて、DMにはたいてい数分以内に返信してくれる。旅程と気になっていることを送れば、現地目線でのちょっとした相談相手になってくれるはずだ。

Instagramでエマ(@jecrs687)にDMする

アイキャッチ写真: Diego Delso / Wikimedia Commons · CC BY-SA 4.0

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