マルタ 大学 付属 語学学校を探している人は、一般の語学学校とは違う何かを期待していることが多いと思います。マルタにはMalta University Language School(MULS)という、マルタ大学(University of Malta)が所有・認定する語学学校が実在し、キャンパス自体も大学に隣接するCampus Hub内にあります。この記事では公式サイトが公開する2026〜2027年の情報をもとに、大学附属であることの意味、コースと料金、そして一般の私立語学学校との違いを整理します。
MULSは公式サイトで「マルタ大学が所有・認定する学校」と明記されており、キャンパスはムジダのUniversity of Malta Tal-Qroqqキャンパス内Campus Hubにあります。General Englishは週20レッスン(15時間)、最大14名、授業料は2027年料金表で1〜3週€180/週〜25〜50週€140/週(登録料€45・教材費€55は別、2026年9月20日確認)。ただし「大学附属=学生として大学施設をフル利用できる」とは公式サイトに明記されていないため、図書館や学食の利用可否は個別に確認が必要です。
大学附属とは何が違うのか
MULS公式サイトの「About Us」ページには「Malta University Language School is owned and validated by the University of Malta(マルタ大学が所有・認定する)」と明記されています。一般の私立語学学校が独立した民間企業であるのに対し、MULSは大学組織そのものが運営に関わっている点が最大の違いです。ELT Council公式PDF(2026年7月版)にも「MALTA UNIVERSITY LANGUAGE SCHOOL, Campus Hub, Block O, Level 6, University of Malta Tal-Qroqq, Msida」として認可校リストに登録されています。学校一覧全体はマルタ語学学校一覧2026|政府認可33校で確認できます。
立地|ムジダのTal-Qroqqキャンパス
MULSのキャンパスは「Campus Hub, Block O, Level 6, University of Malta Tal-Qroqq, Msida」にあります。ムジダはマルタ大学の本キャンパスがある学生街で、スリーマやセント・ジュリアンズのような観光・繁華エリアとは雰囲気が異なります。落ち着いた環境で勉強に集中したい人には向いていますが、夜の外出や買い物の便利さを優先するなら別エリアの学校も検討する価値があります。
コースと学期構成
公式サイトによると、General Englishコースは週20レッスン(1レッスン45分、合計15時間)で、毎週月曜開始・最低1週間から申し込めます(クリスマスシーズンに2週間の休講あり)。レベルはElementary(A1)からAdvanced(C1)までで、渡航前にオンラインプレースメントテストを受けます。このほかIntensive English(General 15時間+会話5時間)、Business Englishとのコンビネーション、個人レッスンとのコンビネーションといったコースも用意されています。1クラスの最低催行人数は6名で、6名未満の場合はレッスン時間が短縮される「Reduced Hour Policy」が適用されると明記されています。
入学条件と最低年齢
成人向けGeneral Englishコースの対象年齢について公式ページに明確な最低年齢の記載は見当たりませんでしたが、渡航前のオンラインプレースメントテストで振り分けられる仕組みが説明されています。マルタ大学の学位課程(Undergraduate/Postgraduate)とは入学条件がまったく異なるため、大学進学を目的とする場合は本記事のMULSの情報とマルタ大学本体の学位課程情報を混同しないよう注意してください。なお13週以上の長期コースを検討する場合は、滞在資格の手続きも同時に調べておく必要があります。90日を超える滞在の扱いはマルタ ビザ90日延長は可能?2026年版シェンゲンルールと学生滞在許可で整理しています。
料金(公式ページ基準、日付明記)
公式サイトが公開する2027年料金表(2026年9月20日確認)は次のとおりです。
| コース | 1〜3週 | 4〜7週 | 8〜12週 | 13〜24週 | 25〜50週 |
|---|---|---|---|---|---|
| General English(週20レッスン) | €180 | €170 | €165 | €155 | €140 |
| Intensive English(+週5レッスン会話) | €240 | €230 | €225 | €215 | €210 |
| Business English コンビネーション | €340 | €325 | €315 | €305 | €300 |
| General + One to One コンビネーション | €355 | €345 | €335 | €320 | €310 |
上記は授業料のみの金額で、これとは別に登録料€45(一括)、教材費€55(1冊あたり)が必要です。夏季(2027年6月14日〜8月27日)は週€35の追加料金が発生します。IELTS対策コース(Intensive/Mini-group/One to One)はいずれも€1,780(時間数・クラス人数が異なる)です。コース料金には授業時間・補助教材・修了証が含まれると明記されています。宿泊はCampus Hub(大学隣接のレジデンス)が2026年料金でシェアツイン€189〜€175/週(1〜8週・9〜52週)、スタジオ€462〜€427/週など複数タイプから選べるほか、Home StayやHotel Kappara(3つ星、個室・ツイン、バス・トイレ付き)も選択肢にあります。学校全体の料金比較はマルタ語学学校 おすすめ・比較2026を参照してください。

キャンパス施設の利用範囲
Campus Hub自体には24時間対応の受付、屋外プール、ジム、学生ラウンジ、無料Wi-Fi、自炊設備といった施設があると公式サイトに明記されています。一方で、MULSの学生がマルタ大学本体の図書館や学生食堂を利用できるかどうかについては、公式サイト上に明確な記載を確認できませんでした。「大学が所有・認定する学校」であることと「大学の学生向け施設をフル利用できること」は必ずしもイコールではないため、大学施設の利用を強く期待している場合は出願前に学校へ直接確認することをおすすめします。

私立語学学校との比較
ペンブロークの私立校Atlas Malta(アトラス マルタ校の口コミ)と並べると、大学附属と私立校の違いが分かりやすくなります。
| 項目 | MULS(大学附属) | Atlas Malta(私立) |
|---|---|---|
| 週のレッスン数 | 20レッスン・15時間 | 20レッスン・約16.7時間 |
| 最大クラス人数 | 14名 | 15名 |
| キャンパスへのアクセス | マルタ大学Tal-Qroqqキャンパスに隣接 | ペンブロークの独立校舎 |
| 料金基準 | 授業料のみ €180〜€140/週(2027年表) | 授業料+宿泊込み €425〜€335/週 |
| 修了証 | コース修了証を発行(公式サイト明記) | ページ上に修了証の明記なし |
料金の基準(授業料のみ vs 宿泊込み)が異なるため単純な週単価の比較はできませんが、大学組織が運営する安心感を取るか、私立校ならではの立地や設備を取るかで選び方が変わってきます。
大学進学へのつながり
公式サイトには、MULSでの受講がマルタ大学の学位課程への入学資格や優先枠に直結するという記載は見当たりませんでした。大学進学を目指す場合は、マルタ大学本体の出願要件を別途確認する必要があります。大学進学に直結するコースを探している場合は、混同しないよう学校名と公式ページを必ず個別に確認してください。在学中の大学からマルタ大学で1学期〜1年学ぶ方法はマルタ大学の交換留学の記事で整理しています。
大学附属という珍しいタイプの学校であるだけに、実際の学生生活のイメージが湧きにくいという声もあります。ムジダエリアの雰囲気が気になる人は、マルタのスウィーイに3年住むエマ(Emma、Instagram @jecrs687)にDMで聞いてみるのも一つの方法です。エマはどの学校とも提携しておらず、紹介料も受け取っていません。
主な出典
- MULS公式サイト — About Us(universitylanguageschool.com/about-us/)
- MULS公式サイト — General Englishコース詳細・料金表(universitylanguageschool.com/courses/general-english-course/)
- MULS公式サイト — Campus Hub(宿泊)(universitylanguageschool.com/campus-hub/)
- マルタ大学(University of Malta)公式サイト
最終確認: 2026年9月20日
よくある質問
マルタ大学付属語学学校(MULS)はどこにありますか?
ムジダのマルタ大学Tal-Qroqqキャンパス内、Campus Hub, Block O, Level 6にあります。ELT Council公式PDF(2026年7月版)にも認可校として登録されています。
MULSに寮はありますか?
あります。大学隣接のCampus Hub(シェアツイン週€189〜€175、スタジオ週€462〜€427、2026年料金)のほか、Home StayやHotel Kappara(3つ星ホテル)も選択肢です(2026年9月20日確認)。
一般の語学学校と何が違いますか?
MULSはマルタ大学が所有・認定する学校である点が最大の違いです。ただし大学の図書館や学食を学生がフル利用できるかどうかは公式サイトに明記がなく、私立語学学校との設備面の違いは出願前に個別確認が必要です。
MULSの学費はいくらですか?
2027年公式料金表では、General English(週20レッスン)が1〜3週€180/週、25〜50週€140/週です。別途登録料€45、教材費€55がかかります(2026年9月20日確認)。
MULSはマルタ大学進学に役立ちますか?
公式サイトには、MULSの受講がマルタ大学の学位課程への入学資格に直結するという記載は見当たりませんでした。大学進学を検討する場合は、マルタ大学本体の出願要件を別途確認してください。
ムジダエリアの雰囲気が気になったら
大学附属という珍しいタイプの学校だからこそ、実際のキャンパス周辺の暮らしやすさが気になりますよね。エマ(Emma)はブラジル生まれ・イタリア育ちでマルタのスウィーイに3年住み、英語ゼロから始めて、今は不自由なく話せます。ムジダの雰囲気について、DMすれば率直な感想を数分以内に返してくれることが多いです。
写真(トップ): Txllxt TxllxT / Wikimedia Commons · CC BY-SA 4.0



