マルタ vs サントリーニ 新婚旅行比較【2026年】費用・混雑・雰囲気
マルタ サントリーニ 新婚旅行 比較で検索している人の多くは、地中海の絶景リゾートとして名前が挙がるこの2つの候補地のどちらを選ぶべきか迷っているはずだ。どちらも青い海と歴史的な街並みが魅力だが、混雑度や費用の傾向はかなり違う。この記事では公開データをもとに、費用・混雑・雰囲気の3つの軸で比較する。
要点: マルタは人口約57.4万人(2025年推計)に対し2025年の年間入国観光客数が約402万人、サントリーニは人口15,480人(2021年国勢調査)に対し年間推計200万人が訪れるとされ、住民あたりの観光客数はサントリーニの方が圧倒的に多い。Numbeoの都市間比較ではサントリーニのレストラン価格はバレッタより13.1%高い一方、家賃ベースの住居費はサントリーニの方が安いというデータもある。混雑を避けたいならマルタ、絶景の一点集中を優先するならサントリーニが向いている。
比較表
| 項目 | マルタ | サントリーニ |
|---|---|---|
| 人口 | 約57.4万人(2025年推計) | 15,480人(2021年国勢調査) |
| 年間観光客数 | 約402万人(2025年・入国観光客) | 推計約200万人 |
| 住民1人あたりの観光客 | 約7人 | 約130人 |
| カプチーノ1杯の目安 | 約2.84ユーロ | 約4.06ユーロ |
| 象徴的な景色 | コミノ島のブルーラグーン、バレッタの城壁 | イア地区の夕日、カルデラの断崖 |
出典: マルタ国家統計局(NSO)の入国観光統計(Wikipedia「マルタの観光」の年次表で確認)、Wikipedia「サントリーニ」、Numbeoのバレッタ対サントリーニ比較(2026年9月3日確認)。マルタの人口は国勢調査の確定値ではなく推計値である点、サントリーニの観光客数は推計値である点に留意してほしい。

費用の違い
Numbeoのバレッタ対サントリーニ比較(2026年9月3日確認)によると、レストラン価格はサントリーニの方が13.1%高く、カプチーノ1杯は約4.06ユーロとバレッタの約2.84ユーロを上回る。一方で住居費(都心3ベッドルームの家賃)はバレッタ約2,933ユーロに対しサントリーニ約1,150ユーロと、サントリーニの方が6割ほど低い。宿泊のグレードや滞在スタイルによって総額の優劣は変わってくるということだ。マルタのホテルはバレッタのブティックホテルからスリーマのリゾートまで幅広い選択肢があるのも特徴だ。
ただしハネムーンの費用を左右するのは、宿の等級と現地移動費の合計だ。マルタはMalta Public Transport公式サイトによると路線バスが片道2.00ユーロ(冬期・2025年10月19日〜2026年6月13日)、夏期2.50ユーロと安く、レンタカーなしでも主要スポットを回れる。サントリーニは島内バスに加えてレンタカーやATVを使う旅行者が多く、移動費が上乗せされやすい。
この数字が拾えていないもの
ここで使っているNumbeoの家賃データは「そこに住む人が払う賃料」であって、ハネムーンで泊まるホテルの料金ではない。サントリーニのカルデラビューのホテルはハイシーズンに大きく値上がりするため、住居費が安いことがそのまま宿泊費の安さにはつながらない点は誤解しやすいところだ。実際の予算は、両方の候補地で同じ日程・同じグレードの宿を検索して比べるのがいちばん確実になる。
混雑度の違い
マルタは人口約57.4万人(2025年推計)に対し2025年の入国観光客数が約402万人で、住民1人あたりおよそ7人の計算になる。対してサントリーニは人口15,480人に対し年間推計200万人が訪れるとされ、住民1人あたり約130人という桁違いの比率だ。特にイア地区の夕日スポットは夏の観光シーズンの日没時間帯に人が集中し、狭い路地が身動きの取りづらいほど混み合うことで知られている。
もっとも、マルタが常に空いているわけではない。7〜8月のコミノ島ブルーラグーンやパーチェビル周辺は相当な混雑になる。違うのは「逃げ場があるかどうか」で、マルタは混んでいる場所を避けて別の町へ移るという選択が取りやすい。

ベストシーズンと滞在日数の違い
サントリーニは4月下旬から10月中旬までが観光シーズンで、冬季は休業する宿やレストランが多い。つまり「行ける時期」がある程度限られる。対してマルタは冬でも日中の気温が二桁を保つことが多く、聖ヨハネ准司教座聖堂やイムディーナのような屋内・旧市街の見どころが年間を通じて開いているため、オフシーズンの新婚旅行も成立しやすい。
滞在日数の考え方も違う。サントリーニは島が小さく、イアとフィラを中心に2〜3泊で主要スポットを押さえられる。マルタは本島に加えてゴゾ島・コミノ島があり、島全体をゆっくり回るなら4〜5泊はほしい。「ヨーロッパ周遊の途中に数日組み込む」ならサントリーニ、「1つの目的地で滞在型のハネムーンにする」ならマルタというのが現実的な使い分けだ。
雰囲気の違い
サントリーニは白亜の建物とカルデラの断崖という「一点集中型」の絶景が魅力で、写真映えを最優先するならインパクトが大きい。一方マルタはバレッタの歴史的な街並み、コミノ島のブルーラグーン、ゴゾ島の田園風景など見どころが分散しており、英語が広く通じる安心感もある。どちらも一長一短で、「絶景の瞬間」を求めるか「島全体をゆったり楽しむ」かで選び方が変わってくる。
タイプ別おすすめ
混雑を避けてゆったり過ごしたいカップル、英語でのコミュニケーションに安心感を求めるカップルにはマルタが向いている。逆に「一生に一度、あの夕日を見たい」という明確な目的があるならサントリーニを選ぶ価値は十分にある。マルタ新婚旅行の完全ガイドには日程別のモデルコースもまとめているので、マルタを検討するならあわせて確認してほしい。予算感を先につかんでおきたい人はマルタ新婚旅行の費用まとめも参考になる。
マルタでのロマンチックなスポット探しに迷ったら、スウィーイ在住のエマ(Instagram @jecrs687)のストーリーズを覗いてみるのもおすすめだ。彼はマルタ在住3年で、夕日スポットやレストランの雰囲気を日常的に発信しており、DMで質問すると答えてくれることもある。予約代行やツアーガイドではなく、あくまで個人としての情報共有である点は理解しておこう。
よくある質問
マルタとサントリーニ、新婚旅行にはどちらが向いていますか?
混雑を避けてゆったり過ごしたいならマルタ、白亜の街並みと夕日の絶景を優先するならサントリーニが向いています。住民1人あたりの観光客数はマルタが約7人、サントリーニが約130人と大きく違います。
費用はどちらが安いですか?
Numbeoの比較データではレストラン価格はサントリーニが13.1%高い一方、家賃ベースの住居費はサントリーニの方が低いというデータもあり、滞在スタイル次第です。ホテル料金は別なので、同じ日程・同じグレードで実際に検索して比べてください。
何泊くらいの日程がおすすめですか?
サントリーニは島が小さく2〜3泊で主要スポットを回れます。マルタは本島に加えてゴゾ島・コミノ島があるため、ゆっくり回るなら4〜5泊が目安です。
サントリーニは混雑しますか?
はい。イア地区のサンセットスポットは夏の日没時間帯に特に混み合うことで知られています。
マルタの新婚旅行の魅力は何ですか?
世界遺産の街バレッタ、コミノ島のブルーラグーン、英語が通じる安心感などが挙げられます。見どころが分散しているぶん、混んでいる場所を避けて動きやすいのも利点です。
どちらも一度の新婚旅行で回れますか?
直行便はなく乗り継ぎが必要ですが、日程に余裕があれば周遊も可能です。初回はどちらか1島に絞ることをおすすめします。
どちらを選ぶにしても、混雑度と費用の傾向を知ったうえで決めれば後悔は少ない。ハネムーン特集のハブページから、日程別のプランや費用の記事もあわせてチェックしてみてほしい。
写真(トップ): Hunor Péter / Wikimedia Commons · CC0



